これだから個別株投資に惹きつけられちゃうんですよね。。
以前から投資している米テスラ株(TSLA)が四半期決算で予想外の黒字を達成したことで、株価が一気に+20%の上昇を果たしました。
ポートフォリオ全体的にはグロース系個別株は減らしていく方向ですが、でもこういう事があるからつい調子に乗りたくなるのが個別株投資!
と、言っても長期でインデックスと比較するとまた違った事実が見えてきます。
テスラの短期的な暴騰に熱狂しつつも、、長期ではインデックスに勝てず。

ここ半年間の値動き。一気に20%に迫る上昇をみせたTSLA。
現在も保有しているテスラ(TSLA)の株価がここ数日えらいことになってます。
四半期決算が大方の予想を上回る内容だったことや、中国でのギガファクトリー建設やモデルYの生産前倒し、中国市場でのモデル3販売開始などなど。グッドニュース盛りだくさんで株価は一日で大きく上昇。
250ドル台から一気に300ドル回復、そしてその後も330ドルあたりに留まる急回復を見せています。
ちょっと前に何割か売却してしまったのが悔やまれますが、小額ながらモッティもこの恩恵をしっかりと享受しているひとりであります。
一晩で20%も上昇するような現象を目の当たりにすると、

なんて思いたくなるのが人間なんですが、、いやいやちょっと待てよと。
S&P500 ETFのVOOと比べてみる。

同じくここ半年間の対VOOの値動き。
半年程度であれば、「おっ!それでもやっぱりテスラが圧倒じゃん!」という話になるんですが、時間軸を広げてみると景色は変わってきます。

直近5年間の値動き。
こちらが5年チャート。5年を長期と呼ぶかは別として、現状では13%程S&P500に投資するVOOの方がパフォーマンスが優れています。
緩やかに騰ってきたVOOに対して、市場平均との連動性など皆無なTSLAは激しく上下を繰り返しながら、やっと反転したところです。
暴騰したとは言え、2017年あたりの高値を超えたわけではありません。
しかし、これも更に見方を変えればまた違った事実も見えてきます。

2011年からのチャートではVOOを大きく凌駕。
例えば2012年あたりの株価30ドルとか40ドルの水準から投資していた場合にはご覧の通りVOOが水平に見えるほどの凄まじいパフォーマンスを見せていますが、こういう投資が出来るのはほんの一握りの人間。
かくいうわたしモッティも買値は205ドルなので上の5年チャートくらいのパフォーマンスしか享受できていません。
結局みんなが知った後に「グロース株投資だあ!!!」と勢い参入したって得られる果実は限られている。ということ。
人並みの投資家はコツコツとインデックス投資額を積み上げるのが一番なのかもしれないですね。
追記:まさかここまで騰がるとは・・・
2020年を迎えて更に凄まじいことになってきました。
株価300ドル超えで騒いでいたのが遠い昔の出来事のように暴騰暴騰大暴騰を見せています。

現在の株価
887ドル
目標株価引き上げのニュースも相次ぎ、パナソニックもテスラ向け電池事業が黒字化したことを発表したりしてエライことになっています。
どう見ても騰がりすぎで末恐ろしくなってきますが、保有株がこんなにも上昇するのは初体験ですね。
が、しかし!
モッティの買付額は220ドルの頃にわずか70万円分ほど、そして数ヶ月前に20万円分ほどを売却してしまったという痛恨のミス!
くそぅ、自分の直感をもっとちゃんと信じていれば良かったぜ・・・・。
反省。