大相撲を両国国技館で生観戦してきました〜(その1)の続編をお送りします。
前回は力士の入り待ち模様を途中までお伝えしましたので、その続きから。
人気力士ほど最後・・
あの国技館の幕内力士入場には何かお達しが出てるんですかね??
その場にいた常連のおっちゃんいわく「逸ノ城、遠藤は最後だよ〜」とのこと。
取組自体が後半だからそうだとしても毎回最後とは、、「最後に入場するように」とでも言われてるんだろうか・・
そろそろ15時という段階になっていよいよディズニーランドで言うミッキー、ミニー級の役者の登場です。
入場門付近がざわざわし始めたな〜と思って見てみると・・↓
おぉ!逸ノ城きたっ!!
おっきいねぇ!!!立派だ!
にしてもこの通路一帯にはかなりの人が集まっていた。
力士としては嬉しくもあり、気恥ずかしくもあり、プレッシャーでもあり。複雑な心境だろうか。
しかし、我々観戦する側からすると普段テレビで見るスター達をこんなに近い距離で拝めるだなんて「エキサイティング」のひとこと。
手を伸ばせば触れる距離でスター力士を見れるなんて、なかなか粋なもんです。
何ですかね、元々大衆娯楽だからですかね。
全体的に観客と出演者の近さは常々感じます。
逸ノ城が去ってもその場を離れない人々↓
「勢も来た、照の富士も来た、旭天鵬、時天空、嘉風、安美錦、碧山・・・」
「あとは遠藤か!」
と皆が思っているのでしょう。最後のお目当て、ミッキーの登場を待ちます。
待ちます待ちます。。
なかなか来ない。そして15時を回って少し。
ようやく登場、遠藤です↓
さあいよいよ取組に本腰
主要力士の入り待ちを終えて、いよいよ取組観戦に本腰を入れます。
席に戻るとすでに十両の取組が始まっています。
と、ここからは観戦に集中していたので写真はほぼありません!
いやはや、あれだけの大空間にびっしりと観客が入るといよいよ盛り上がりも最上。
ドキドキワクワク感がさらに増幅されていきます。
まさにエキサイティングのひと言。
平成27年1月場所14日目のヤマ場は「逸ノ城ー照ノ富士」戦、約6年ぶりとなる水入りでしょうか。
一瞬何が起きたかわからず、そして理解した観客のものすごい盛り上がり。
再開後の熱狂。まさに盛り上がりも最高潮です。月並みな言葉だけどまさに「臨場感」。
いや、なんと、素晴らしい。
そしてカド番の大関豪栄道。
事情を察している観客の声援、そして喜びの拍手。
盛り上がりました。
各取組も熱戦が相次ぎ、がっかりするような取組はほとんど無かったんじゃないですかね?
ショーとしても単純に面白いし、国技館そのものも充分に魅力的。
売店や各スタッフさんも何だか生き生きしていて全体がすっぽりなポジティブな空気で覆われているような、パワーを感じるような、国技館全体がそんな空気です。
周りを見渡しても外国からの観光客や子供、女性のみのグループ、若者などまさに老若男女問わず観戦していた印象。
相撲協会自身も、数年前の八百長事件・賭博事件を契機に心を入れ替えて随分と色々と施策を講じてきたのでしょう。
取組自体の迫力・魅力は維持しながら本場所中も様々なイベント、企画を催し、新たな客層を取り込もうとSNSを積極的に活用したり公式アプリをリリースしたりと(しかもかなり使える)所々に努力している姿勢は存分に感じます。
元々ショーとしての魅力は充分備わっている上に、こういう細かい努力を継続してくれば自ずと結果も付いてくる。それが今でしょうか。
実におもしろい。
あれなら間違いなくリピーター続出だろうし、現に僕自身も「また来たい、次はマス席で見たい」とより高いチケット代を払って更に良い席で観戦したいと思いました。
いつかは土俵際の溜席で見たい!!
そう思わせるに足るエンターテイメントでしたよ。
とりあえず、、年に1回は行きたいな!その都度ひとつづつ席をランクアップしていけば5年で溜席だ!
と、、おっと忘れてた。
一応費用まとめを。これ書かないとお金の話しにならないからなっ
チケット代 イス席B: 5,424円
飲食代 : 2,400円
でした!