購入記

下取りよりもやっぱり買取り。一括査定から10万km走行車が60万円買取!

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さよならレガシィ・・・

BMW 118d購入に伴い、

現愛車であるレガシィを買取査定に出しました。

 

初年度登録から11年経過、走行距離は10万kmを突破していたのであまり期待していませんでしたが、結果は意外にも良好。期待以上の金額になりました。

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10万kmレガシィの買取査定

下取り査定

3月、4月にBMW「118d」とマツダ「CX-5」の2日間試乗を行った際に、新車見積もりと同時に現愛車レガシィの下取り査定も行ってもらいました。

試乗の時点ではほんの遊び半分というか興味本位と言うか・・・全然買うつもりはなかったんですけどね。。色んな車に乗るうちにBMW 118dの素晴らしい魅力に気付いてしまってどんどん気持ちが盛り上がってしまいました。いや〜試乗って怖い。

下取り査定も興味本位で「ついでだから参考程度に」と思ってお願いしました。マツダとBMW、会社も違うし地域も違う全く関連の無いディーラーでしたがなんと下取り額として提示してきた額はほぼ同じ。2社の査定をもらったことで愛車レガシィの相場が判明しました。

下取り額判明

現愛車のレガシィ(BP5)は

  • 初年度登録 2006年
  • 走行距離 100,405km

というスペック。10年落ちの10万km走行車ということで、これだけの情報だと中古車買取市場での相場は20万前後だそう。これに加えて電動レザーシートやサンルーフ、オプションオーディオ、ナビ等々、ほぼフル装備に近い内容と6速MTという希少性も手伝ってか提示された下取り額は

40万円

というものでした。

正直あまり期待はしていなかったですが、「意外といくじゃん!」という感じ。2社ともこの近辺の金額だったので、愛車の相場としてはこの金額が妥当なのでしょう。

買取査定

もちろんこの40万円という金額は「新車購入ありき」の可能性は高いです。両ディーラーも新車契約に結びつけたいが為に高めの査定金額を出した可能性もあります。ただ、下取り40万円という金額が出た以上、買取専門業車に望むのはこれを上回る査定額。ただその一点であります。交渉材料として「下取りは40万円だった」というのは中々強いカードかな?と思いつついざ買取査定に入りました。

さて今回買取査定にあたって使用したサイトは「カーセンサー.net簡単ネット査定」。

さすが大手だけあって、メーカー別、車種別情報や、全国の買取店情報など様々な情報が網羅されており、大いに参考になる作り。

1社目。驚愕のビッグモーター

早速車輌情報を入力して送信。

この段階で驚きを通り越して驚愕だったのが、ビッグモーターの初動の速さ!!申込みボタンを押した次の瞬間、冗談でも誇張でもなく2秒後にはもう電話が鳴っていた!!

「え?前にも申し込んでたっけ??」と思いながら電話に出ると「さきほどカーセンサーから申込頂いた件で・・・」と。

え!?今の申込で!!

これには引くくらいびっくりした。確かに最初に交渉した業者と売買契約を結ぶ確率はかなり高い。なんたって面倒くさいから早く済ませたいのがユーザー側の心理で、そこを逃すこと無く突いてくるビッグモーターの商売力というかなんというか。。その後別のサイトから申し込んだ際も2秒と経たず電話が掛かってきたから初動の速さは徹底してるみたい。恐るべし・・

そのビッグモーターと翌日午前中には1発目の買取査定がスタート。ニコニコしていて低姿勢で爽やかで、でも目の奥は笑って無いような爽やかなお兄さんが来てくれて早速査定スタート。いざ交渉の段では部屋に上がって話すのかな〜と思いきや玄関先までしか立ち入らないポリシーらしく、ドアを開け放った玄関にて交渉スタート。

ちなみに「下取り40万円」という数字は出さず相手の出方を伺うと、

「この車を中古車オークションに出すと恐らく15〜20万円くらいが相場」

「モッティさん的にいくらなら売る!という数字はあるか?」

「我々なら他社よりは高い値は出せると思う」

と、何だか明確に査定額を言わず逆にこちらの出方を伺う姿勢。何だかやりにくい。下取り+20万というのが自分の中の目標値だったのでとりあえず「60万」と伝えると「そうですか、本部に確認します」とのこと。しばらくして「かくかくしかじか云々で60万というのは・・・例えばもう少し譲歩して・・・」とかなんとかで何だか随分歯切れが悪い。

そんなやり取りが続いて察するに要は「20万円くらい」で買取りたい。というのが向こう側の本音のようだったので、満を持して「下取りだと40万円だったのでそれ以上望む」ということを伝えると「本部に確認します」の後に「ではこちらも40万円で買い取らさせて頂きます!」とのこと。

う〜ん。。。微妙。とりあえず付かず離れずでビッグモーターの出張買取は終了。

2社目地元の車屋(ラビット系列)

2社目は地元の車屋さんに出向いて査定を以来。看板には大きく「車買取ラビット」と書かれていたけど、直営ではなくフランチャイズ??車屋のオヤジがとりあえずラビットに加盟して営業しているような「田舎の車屋さん」色が強い地元のお店でした。応対してくれたのは㈱〇〇オート、〇〇。と社名と同じ名前だったから多分社長さんだったのかな。

こちらでは最初に「下取りが40万だったので70万円くらいが希望」と伝えて査定がスタート。こちらもひと通りの査定のあとラビット本部に確認ということをしていた模様だけど、現場に裁量権がかなりあるらしく、ラビットの買取金額云々よりもここの店の商売としていくらで買うか。という事に要点を絞って話しが進んでいたように見えた。ビッグモーターとは明らか違ういい感触。

「買取50万でどうでしょう」

「いや、65万」

「では55万」

「いや、63万」

「じゃあ60万!」

「・・・よし分かった!」

とまあ、こんなに砕けたやり取りじゃないですが要約するとこんな感じで60万円というお約束を頂いて次のガリバーへ。

「次はガリバー」という事をオヤジさんに伝えると「もしうちより高い金額が出たらいっぺん電話下さい!なんとか頑張りますんでぇ!!ひとつよろしゅうお願いしますぅ!」と社名入りのタオルとティッシュとなぜかポテトチップス(笑)を渡されてその場を後に。

3社目ガリバー

ラビットを後にその足でガリバー店舗へ。ビッグモーターがあんな調子だったのであまり期待はせず、査定がスタート。「下取り金額40万円」のみを伝えていざ交渉へ。

結論から言っちゃうとビッグモーターと同じでした。やはり直営の大手には厳格な買取査定基準があって、その基準で全てが決まっている、という印象。現場の人間に裁量権はなく、査定員は本部と照合・確認してその基準金額を提示するのみ。その場で交渉という余地はほとんどなく、車の年式と走行距離、程度、装備の掛け算で答えが決まっている。という感じですね。

それでもビッグモーターは下取りと同額の40万を提示してきましたが、ガリバーに至っては「いやー40万はかなりいい条件ですよ!それなら下取りに出したほうがいいと思いますよー!」と。

ラビットの60万円を交渉に持ち出す気にもなれずさっさと退散。んー低年式高走行車は大手には向かないのかな。

売却決定!

と、いう訳でラビット系列の地元車屋さん㈱〇〇オートに売却が決定。レガシィの中でも「走り」に特化した上位グレードであることや、6速MT、18インチ純正ホイール(通常17インチ)等をしっかり斟酌してくれたのかなと思います。

何よりもオヤジさんがオーナー社長目線でちゃんと頑張ってくれたのが好印象でした。「このおっちゃんに売りたいな〜」と思わせる商い魂を感じたし。

10年落ち、10万km走行のレガシィが

60万円

で買い取られる事になりました。

購入したBMW 118dが310万円だったので差し引き250万円の追加自己資金で購入出来たことになりますね。上々です。良しとしましょう。

さよならレガシィ。ありがとうレガシィ。

ところでこの記事を書いているのはいざ実際にレガシィが買い取られる前日です。明日にはおよそ9年を共にした愛車がトラックに載せられ60万円のお金と引き換えにもらわれていくのです。。

さ、さみしい。。

いくらで売られるのかな。次はどんな人が乗るのかな。いい車だったな・・。楽しかったなぁ。助手席にはあんな人やこんな人が座ったな・・・。

なんか、、なんだこれ、すごく淋しい!でもネガティブな淋しさじゃなくて、新たな出会いに向けた旅立ちというか・・・学校を卒業した時と同じような・・・そんなキュンとする淡い淋しさ。

いちばんの思い出。

このレガシィとのいちばんの思い出は何と言ってもこれです。

東京から鹿児島まで下道で行った。

あれはまだ車を買って間もない頃、もうすぐ社会人まる3年という冬でした。慣れない仕事でかなり疲労しており、ある日仕事場から脱走したんですよね(笑)もうやってらんねー!!位に。そのまま駐車場まで車を取りにいって「遠くに行きたい」思いだけで目的地も決めずただ西の方へ走りだしたんです。下道で。246号をずーっと行ってそのうち1号に合流して、その晩は静岡の掛川あたりで車中泊(なぜか図ったように寝袋が積んであった)。

その翌日もひたすら西に進んで名古屋、京都、大阪を通り過ぎて神戸あたりで2泊目。翌日は広島過ぎで3泊目。このあたりで鹿児島を目指し始めて、4泊目は熊本、5日目の夕方に鹿児島に到着。この間全て下道&車中泊で結局何しに鹿児島に行ったかと言うとじいちゃんがいたんですよね。祖父母の中で唯一生きてたじいちゃんに会いに行ったんです。思い返してみるとその時会ったのが最後の元気な姿で、次に会った時はもう病床に伏していました。人生って不思議ですよね。

あぁ。じいちゃんが引き寄せてたのかなぁ。なんてあとから想ったものです。

そんなこんなで帰りは宮崎・大分を通って今度は日本海側に出て島根〜石川〜富山〜新潟とまわって東京に戻りました。

そんな良いような悪いような出来事が一番の思い出ですかね。およそ10日以上レガシィで走り、レガシィで寝起きしてましたからね(笑)今となっては笑い話し、いい思い出です。

今日は最後のドライブをして、割引券があるから(?)オイル交換もして明日に備えます。

ありがとうレガシィ。さようなら。

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