ファンドリスト 確定拠出年金

改めて。SBI証券確定拠出年金(iDeCo)口座の全商品ラインナップ!

更新日:

 

SBI証券の確定拠出年金口座に新たに20ものファンドが追加され、一気にラインナップが充実しました。

新たなファンドの中には「ちょっといいかも」と思わせるものもいくつかあり、いちユーザーとしては買付けファンドの変更を検討する嬉しい事態になっています。

一気に増えてややこしくなって来たので一旦全商品ラインナップを資産クラス毎に整理したいと思います。

信託報酬率と個人的に気になるファンドもピックアップ!

 

あ、元本確保型商品は省きます。

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各資産クラスに低コストなインデックスファンドが出揃う。

日本株式

ファンド名信託報酬(税込)気になる
朝日-日経平均ファンド0.59%
日経225ノーロードオープン0.93%
MHAM TOPIXオープン0.76%
SBI TOPIX100・インデックスファンド0.28%
フィデリフィ日本成長株ファンド1.89%
三井住友・バリュー株式年金ファンド1.52%
DCグッドカンパニー(社会的責任投資)1.66%
野村DC・JPX日経400ファンド0.27%
ニッセイ日経225インデックスファンド0.27%
SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ1.62%

インデックスファンドとアクティブファンドが充実しています。

この中で気になるのは

✅SBI TOPIX100

✅SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ

SBI TOPIX100は現在も積立中。

ジェイリバイブのひふみ投信を上回る過去5年のリターンは圧巻です。

先進国株式

ファンド名信託報酬(税込)気になる
EXE-i先進国株式ファンド0.35%
三井住友TAM-DC外国株式インデックスファンド0.93%
インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)0.30%
DCニッセイ外国株式インデックス0.23%
ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド1.46%

先進国株式クラスでは今までEXE-i先進国株式ファンドが最も低コストなファンドでした。

が、今回の商品追加で一気にその座を奪ったのが

✅DCニッセイ外国株式インデックス

信託報酬率0.23%はかなり優秀です。

新興国株式

ファンド名信託報酬(税込)気になる
EXE-i新興国株式ファンド0.42%
シュローダー-BRICs株式ファンド2.19%
三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド0.59%
ハーベストアジアフロンティア株式ファンド2.09%

やはりこのクラスで最も気になるのは

✅EXE-i新興国株式

今回新たに追加された三菱UFJDC新興国株式インデックスファンドも及ばず、今年2016年に新規設定されるステート・ストリートインデックスシリーズを除けば最も低コストな新興国株式ファンドです。

ハーベストアジアフロンティア株式ファンドも便宜上新興国株式に分類しましたが、さすがに2%超えの信託報酬は頂けない。とは言えフロンティア株式に興味はあるのでこのクラスのインデックスファンドの登場を願います。

全世界株式

ファンド名信託報酬(税込)気になる
EXE-iグローバル中小型株式ファンド0.40%
キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)
1.54%

全世界株式が必要かどうかは置いといて、この中から選ぶなら間違いなく

✅EXE-iグローバル中小型株式ファンド

先進国、日本、新興国の中小型株に投資するファンド。純粋なインデックスファンドでは無いですが「インデックスファンド」的な値動きを目指すシリーズです。そして信託報酬率は0.40%となかなか低コストで、僕モッティも現在確定拠出年金口座内で積立中です。

国内債券

ファンド名信託報酬(税込)気になる
野村日本債券ファンド(DC)0.64%
三菱UFJ国内債券インデックスファンド0.13%

今までひとつしか無かった国内債券クラスのファンドが今回の追加でようやく2つになりました。

野村日本債券ファンドは実はアクティブファンド。だから国内債券ファンドにして0.64%の高コストなんですよね。

そこに待望のインデックスファンドが追加。たわらノーロード、ニッセイインデックス等の一般向けファンドよりもコストが低く魅力的。

選ぶならもちろん・・

✅三菱UFJ国内債券インデックスファンド

ただ、せっかくの非課税口座は出来れば株式やREITなど、リターンが高い資産クラスで運用したいのもやまやま。

先進国債券

ファンド名信託報酬(税込)気になる
EXE-i先進国債券ファンド0.43%
野村外国債券インデックスファンド(DC)0.56%
グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)1.35%
インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)0.28%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.23%

この中だとやはりコスト的に魅力なのが、

✅三井住友・DC外国債券インデックスファンド

今回新たに追加されたファンドです。野村外国債券ファンドがインデックスファンドの割にコスト高であまり魅力では無かった所に今回の追加です。要点を押さえてますね。

新興国債券

ファンド名信託報酬(税込)気になる
三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド0.56%

今回ようやく新興国債券クラスのファンドが追加となりました。

✅三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド

コスト的にもSMTインデックスシリーズ、eMAXISインデックスシリーズより僅かに低く、充分に投資価値を感じます。

ただ、やはり非課税口座で債券クラスのファンドを買う。というのがもったいなく感じてしまいます。

REIT・コモディティ

ファンド名信託報酬(税込)気になる
MHAMJ-REITアクティブファンド(DC年金)1.17%
EXE-iグローバルREITファンド0.42%
野村世界REITインデックスファンドDC0.57%
DCニッセイJ-REITインデックスファンド0.59%
ダイワ/”RICI(R)” コモディティ・ファンド2.06%

しいて言うならば、

✅EXE-iグローバルREITファンド

ですが、一般向けの先進国REIT、国内REITファンドを利用した方がコスト的にはお得感があります。

前々からSBI証券の確定拠出年金口座にはちょうどいいREITファンドがありません。

今回ようやく追加されたJ-REITファンドもいまいちコスト的に魅力が無く微妙です。

バランス型

ファンド名信託報酬(税込)気になる
SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)0.79%
セレブライフ・ストーリー20550.78%
セレブライフ・ストーリー20450.81%
セレブライフ・ストーリー2035 0.80%
セレブライフ・ストーリー20250.77%
DCニッセイ/パトナムグローバルバランス(債券重視型)1.28%
DCインデックスバランス(株式80)0.22%
DCインデックスバランス(株式60)0.21%
DCインデックスバランス(株式40)0.19%
DCインデックスバランス(株式20)0.18%

確定拠出年金口座の掛金上限額を考えると、ここだけで運用が完結するとは考えにくくNISAや特定口座も織り交ぜて利用する場合が大半のケース。そうなると単一の資産クラス(しかもリターンが高いもの)を当てはめるのが最も効率的で、バランスファンドはどうも勝手が悪いように思える。

が、この中で選ぶとするなら

✅DCインデックスバランス(株式80)

でしょうか。

これまではSBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)が第一候補だったものの、新たなファンドの追加でコスト的に魅力が薄れてしまった。

株式比率80%にして、0.22%の信託報酬率はとても低コスト。

オススメピックアップ

以上、各資産クラス毎に気になるファンドをいくつかチョイスしてみました。

その結果がこちら↓

資産クラスファンド名信託報酬(税込)
日本株式✅SBI TOPIX1000.28%
✅SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ1.62%
先進国株式✅DCニッセイ外国株式インデックス0.23%
新興国株式✅EXE-i新興国株式0.42%
全世界株式✅EXE-iグローバル中小型株式ファンド0.40%
国内債券✅三菱UFJ国内債券インデックスファンド0.13%
先進国債券✅三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.23%
新興国債券✅三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド0.56%
REIT・コモディティ✅EXE-iグローバルREITファンド0.42%
バランス型✅DCインデックスバランス(株式80)0.22%

こうして見ると一応各資産クラスにインデックスファンドとして利用できるファンドがそろっていますね。今回の新商品追加でコスト的にも充実のラインナップになった印象です。

僕は第二号被保険者なので毎月の掛金上限が23,000円ですが、第一号被保険者で68,000円の上限の方などは確定拠出年金口座内だけでかなり色々と出来るのではないでしょうか。

せっかくの非課税口座ですしリターンの高い資産クラス(株式・REIT等)を確定拠出年金口座で運用したいと考えていますが、確定拠出年金内だからこそ低コストな国内債券、先進国債券クラスのファンドも魅力ですね。

この中で最も気になったのはずばり

✅SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ

ひふみ投信を上回るリターンを叩き出している優秀なアクティブファンドです。確定拠出年金用に一般向けよりも信託報酬が0.2%低くなっています。非課税メリットを活かすという意味では適役ですね。

検討したいと思います。

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