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いいね!SBI証券確定拠出年金(iDeCo)の新運用商品20個をチェック!第一部

更新日:

 

4月21日付でSBI証券確定拠出年金口座に新規運用商品が追加されました。

takachanさんのツイッターで知りました。

早速ログインし、各商品を確認。 一挙に20もの新規ファンドが追加されたようなので、いちユーザーとして独断と偏見で積立ファンドを変更すべきかチェックしてみたいと思います。

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全20ファンドを独断と偏見でチェック!

の前に、まずは私モッティが現在どんなファンドにどういう口座にて積立て中かをおさらい。

ババンっ スクリーンショット 2016-04-11 10.19.10

こんな感じになってます。

確定拠出年金とNISAと特定口座にて上記ファンドを積立中です。(※サテライト投資によりVTは現在積立お休み中ですが・・)

先進国株は海外ETFであるVT、新興国株も同じくETFであるVWO、日本株はひふみプラス。 3大株式クラスはこのようになっています。

 

正直、EXE-i中小型株式はVTと内容が被っているので微妙でしたが他に確定拠出年金口座で買う必要のあるファンドも無かったのでとりあえず買っています。

この辺りが今回の新規運用商品追加で好転すれば自分的にはOKです。

それではひとつずつ見ていきましょう。

チェックするポイントはずばり、

  • 信託報酬率
  • 信託財産留保額の有無
  • ファンド純資産額

あたりでしょうか。

加えてアクティブファンドであればインデックスをどれくらい上回っているか、存在価値の有るアクティブファンドかも大事なポイント。

これらと僕モッティ自身の状況も踏まえつつ、個人的に投資価値が有るか無いか判断していきたいと思います。 ※あくまでモッティ基準です。

三菱UFJ純金ファンド

  • 信託報酬率  0.972%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   53.12億円

信託報酬率は1.0%弱と、インデックスファンドに慣れた身としては高めに感じます。 が、金への投資を考えたことが無いので正直よくわかりません。笑

純資産額は53億円と、少なくはないですが決して多くもないですね。

投資価値あり?→

今ん所「金」資産に投資する予定は無いのでほぼ個人的な理由でいきなり✕。

三菱UFJ国内債券インデックスファンド

  • 信託報酬率  0.129%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   113.01億円

まずインデックスファンドが追加されることに感謝。

現在確定拠出年金口座で一般に買える国内債券インデックスファンドだと、 ニッセイインデックスとたわらノーロードの信託報酬率0.162%(税込)が最も低コストになっています。

この三菱UFJ国内債券インデックスファンドの信託報酬率0.129%はそれらを更に下回る低信託報酬率ということで、「これぞ確定拠出年金ファンド!」といった趣です。

信託財産留保額ももちろん無し。純資産額も113億円で申し分無いです。

投資価値あり?→

特定口座で買い付けているニッセイの国内債券インデックスファンドに変えてこちらを積立てる価値は充分にありそうです。検討の余地、大。

が、しかし。せっかくの非課税口座である確定拠出年金で国内債券を運用するのは少々もったいない。国内債券クラスは特定口座で充分と思うのです。そこら辺も要検討します。

三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド

  • 信託報酬率  0.594%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   65.08億円

現状、一般向けではたわらノーロード新興国株式の0.534%(税込)が最安の信託報酬率。

そしてつい2016年5月9日に新規設定される「ステート・ストリートインデックスシリーズ」の新興国株式クラスが驚きの0.313%(税込)という信託報酬率でデビューの予定です。アウター・ガイさんの記事で知りました↓

新興国株式クラスは信託報酬率以外のコストが意外と膨らむ傾向にあり、それらも含めた実質コストで判断する必要があるとは思いますが、今のところこの三菱UFJ DC新興国株式はあまり魅力を感じません。

純資産額はたわら(2016年4月現在1.75億円)とは比べ物にならない位ありますが、決して多くはありません。

投資価値あり?→

現在バンガードの新興国株式ETF VWO(経費率0.15%)を積立ているのでやはりコスト面で魅力なし。

三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド

  • 信託報酬率  0.561%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   19.51億円

現在SMT新興国債券インデックスファンドを積立てています。こちらは信託報酬率0.648%(税込)で純資産額は48.82億円。

実質コストまで見てみるとSMTが0.842%(税込)、三菱UFJ DCが0.750%(税込)という結果でした。ちなみに現在最安はeMAXISの0.777%(税込)。SMTもeMAXISも信託報酬率は変わらないので実質コストで差が出たことになります。

eMAXISと比較すると三菱UFJ DCとの差は0.027%。

が、しかし純資産額19億円はちょっと心もとない数字に感じます。

一応、新規設定以来順調に純資産額は増えているみたいですが・・↓

スクリーンショット 2016-04-22 23.03.33

SBI証券確定拠出年金での取扱開始で更に増えればいいですね。

 

投資価値あり?→

実質コストで見て最安とは言え純資産額を考慮すると躊躇する。

野村世界REITインデックスファンドDC

  • 信託報酬率  0.572%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   71.00億円

先進国のREIT指数に連動するインデックスファンド。日本にREITにも7.3%ほど投資しているようです。

純資産額も決して多くはありませんが合格ラインでしょう。

気になる信託報酬率ですが、現在一般に買えるファンドの中ではたわらノーロードの先進国REIT(日本を除く。ですが)が0.378%(税込)で最安です。

ちなみにモッティ自身は新興国REITもちょぴっと入っているニッセイインデックスシリーズの先進国REITを買っています。こちらは信託報酬率0.486%(税込)。

投資価値あり?→

コスト面で魅力なし!

インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)

  • 信託報酬率  0.302%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   11.82億円

MSCI-KOKUSAIインデックスに連動する先進国株式ファンド。

先進国株式クラスで為替ヘッジ有りのファンドでは現在Funds-iの0.594%(税込)が最安。前述のステート・ストリートは0.237%(税込)でデビュ−の予定です。

為替ヘッジ無しの先進国株式ファンドだとたわらノーロードの0.243%やステート・ストリートの0.226%があります。

そして純資産額12億円はだいぶ心もとない印象です。

投資価値あり?→

海外株式は為替ヘッジ無し派です。コスト面でも特に魅力なし。

先進国株式クラスはバンガードETFのVT(経費率0.14%)を利用しているので。

インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)

  • 信託報酬率  0.280%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   15.05億円

前項の海外債券バージョン。

同じ為替ヘッジ有りの先進国債券クラスだとステート・ストリートの0.216%(税込)もしくはSMTの0.54%(税込)があります。

投資価値あり?→

基本的に海外資産はヘッジ無し派です。

野村DC運用戦略ファンド

  • 信託報酬率  1.296%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   48.96億円

ここにきて初のアクティブファンド登場です。

「国内および新興国を含む外国の株式・債券、国内および外国のリートに分散投資します。」

と商品選定理由にありますが、最新のレポートでは

先進国債券に33%、現金その他に29%、国内REITに10%、国内株式1%、先進国株式6%、新興国株式0%等々・・・と、債券寄りの資産配分構成になっているようです。

どんなファンドと比較していいやら正直わかりません。

投資価値あり?→

複数資産クラスを含むバランス型より、単一資産クラスのファンドを組み合わせる方が好きです。

アクティブファンドとしての魅力がいまいちよくわかりません。

野村DC・JPX日経400ファンド

  • 信託報酬率  0.270%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   800万円

2015年に新規設定されたJPX日経400に連動するインデックスファンド。

まず注目すべきは純資産額の800万円!

いくらDCファンドとは言えさすがに警戒するレベルです。しかも新規設定時からほとんど伸びていません。2〜3人しか保有している人がいないんじゃないかと思う程の額ですね。。

コスト的にはニッセイの0.334%(税込)が最安なので合格ラインですが。

投資価値あり?→

日本株式クラスはひふみプラスを積立て中でしばらく変更する予定はありません。

そして純資産額が看過できないレベル。

ニッセイ日経225インデックスファンド

  • 信託報酬率  0.270%(税込)
  • 信託財産留保 無し
  • 純資産額   1,001億円

「購入・換金手数料なしシリーズ」とは一応違うみたいですが、ほぼ同シリーズみたいなものですね。

たわらノーロードの日経225ファンドの信託報酬率が税込0.210%なので際立って低コストという訳でもありません。

が、純資産額1000億円はすごい!

前項の野村DC・JPX日経400ファンドとはあまりにも対照的です。

 

日経225指数はファーストリテイリング等、大型株の影響をもろに受けやすく、日本の株式市場全体の動きに連動する指数としてはTOPIXの方が優れていると言われています。

投資価値あり?→

前項と同じですが日本株式クラスはひふみプラスを利用中&日本株のインデックスならやっぱりTOPIXを選ぶ。どうしても日経225ならたわらノーロードにする。

 

残りの10ファンドは「第二部」へ続く!

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