ETF 投資

楽天米国高配当株式(楽天VYM)が登場。本家ETFから早速乗り換えるべき??

更新日:

2018年1月10日付けで、楽天バンガードシリーズに新たなファンドが加わります。

その名も「楽天・米国高配当株式インデックスファンド」

はい、バンガードの米国高配当株式ETF(VYM)に投資するファンドです。

 

全米株のVTI、全世界株のVT、新興国株のVWOときて次はなんだろうか?配当系かなぁ?

なんて考えていた所にドンピシャで来ました。

私モッティ自身、年齢的に「ちょっと早いかなぁ」と思いつつも米国本家バンガードVYMへ手動積み立て投資を実行中です。

 

しかし、前回記事にも書きましたがドルを用意し、証券口座に入金し、最低手数料を気にし、結果4〜5ヶ月分をまとめて投資せざるを得ないという、「積み立て投資」とは名ばかりの年4回ほどの一括投資になっている現状があります。

やはり資金投入のし易さは圧倒的に国内投信に分があるので、投信の低コスト化が進んだ段階で可能な限り投信での自動積み立てに移行したい考えです。

そこに来て、現在投資実行中の海外ETFが楽天バンガードシリーズ入り。

いよいよ乗り換えでしょうか?

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楽天VYMが新規設定!海外ETFからの乗り換えが進むか

初めに現在の私モッティの目標積み立て配分とポートフォリオから。

この他にいくつか米国個別株も保有しているのでリスク資産全体の配分とは少し異なりますが、定期積み立てを行う資産と商品はこのようになっています。

前回記事の通り、上記グラフの新興国株式部の積み立てを海外ETF VWOからeMAXIS Slimに変更しています。

 

そして、先進国株枠のほぼ半分を担うVYMへの積み立て投資を楽天VYMに置き換えられるのでは無いか。というのが今回の内容です。

キャピタルゲインとインカムゲイン

値上がり益を意味する「キャピタルゲイン」、そして配当益を意味する「インカムゲイン」。

一般的には20代30代の若者は投資期間を長期で取れるのでじっくりコトコト、値上がり益を狙うキャピタルゲイン投資をメインに据えるのが良いとされています。

逆に40代50代、そろそろ取り崩しも考える年頃になって徐々にインカムゲインも得ながら資産を運用していく。

 

そんな戦略が一般的には語られるので、現在34歳の私モッティもどちらかと言えばまだまだキャピタルゲインをメインに据えて投資すべき頃合いでもあります。

しかし、それはそうと自分自身が投資を行う大義名分は、

給与所得以外の副収入を創って経済的自立を目指すこと

よって、何割かはインカムゲインを重視するファンドないしETFに投資して、早いうちから「配当を得る」という行為を勉強する。というのが現在の方針でもあります。

 

とは言え、白羽の矢を立てた米国バンガードのETFであるVYMは「高配当株式」を謳いながらも、キャピタルゲイン=値上がり益も期待できる大変優れたETFでもあります。

VYMとVTI

ところで米国高配当株式に投資するVYMと米国ほぼ全てに投資するVTI、これら2つのパフォーマンスはどれくらい違うのでしょうか。

米国バンガードの公式サイトにて配当込みのチャートで比較してみます。

3年トータルリターン

青がVYM黄色がVTIです。グラフは「3年前1万ドル投資してどう推移したか」というグラフ。抜きつ抜かれつですが、最終的なリターンは年率換算で、

  • VYM 10.26%
  • VTI  10.69%

だそう。

10年リターン

続いて10年リターン。年率換算で

  • VYM 7.37%
  • VTI  7.68%

との通り、僅差。

配当税引き後リターン

上記グラフはいずれも配当込みのリターンだったわけですが、興味深いことにバンガード公式サイトには「配当税引き後リターン」という数字もありました。

3年トータルリターン→税引き後リターン

  • VYM 10.26%→9.45%
  • VTI  10.69%→10.16%

10年トータルリターン→税引き後リターン

  • VYM 7.37%→6.73%
  • VTI  7.68%→7.16%

とのこと。

両者の配当率は現在のところ

  • VYM 2.86%
  • VTI  1.76%

と、約1%の差。その差が税引き後リターンの下げ幅に影響していますね。やはり配当の都度課税される分パフォーマンスは下がります。日本の課税口座で配当を受ければ更に国内分の税金も発生します。(外国税額控除でいくらか取り戻せるが・・)

配当をしない「VYM」?

話は戻って楽天VYMです。今のところまだ運用も始まっていませんし、詳細がわからないですが、楽天バンガードシリーズ自体がつみたてNISAを目論んだ商品なだけに、効率的に資産形成をすべく基本的にETFからの配当はファンド内で再投資する戦略を採ると考えられます。

つまり、ファンドとしては無配当を貫くはずな訳です。もちろんその方が資産形成にはプラスですし、分配金を出せば余計な税金も発生する訳で、これはこれで利にかなった戦略です。

しかし、相互リンク先であるWATANKOさんも記事にしていますが、

高配当株式ETFを無配のインデックスファンドに仕立てる意味とはなんぞや???

という疑問にぶつかります。

無配を貫くならば、楽天VTIでも楽天VYMでも投資対象こそ違えど実際のパフォーマンスは前述した通り僅差です。

キャピタルゲインを中心に添えた投資からインカムゲインを中心にした投資にシフトする世代の人間は当然配当を得ることを目的とするわけで、そうなると無配の楽天VYMより本家VYMに投資した方が目的は果たせます。逆にインカムゲインをメインにしたければ楽天VYMより楽天VTIの方が理にかなっています。

ここらの棲み分けがちょっと曖昧というか、自分自身が楽天VYMに鞍替えするとなると「はて?なんの為に変えるのかな?」という気もします。

単純に「資金投入のし易さ」を採って、いずれ訪れる本格的な取崩し期に本家VYMにリレーするための足がかりとするのか。

 

自分が投資する海外ETFに投資できる国内投信という事で興味津々なんですが、今のところ判断に困る対象でもあります。

 

新興国株式クラスの海外ETFからeMAXIS Slimへの乗り換え記事はこちら↓

新興国株式の積み立ては海外ETFじゃなくeMAXIS Slimに任せる。

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