Blue Piggy Bank With Coins - Retirement / kenteegardin
前回の記事
でも書きましたが学生時代、「学生納付特例免除」で払ってなかった分をまとめて9ヶ月分、13万円ほどの支払いをしました。
この追納制度は来年平成27年の9月(までだったと思う)までに限って過去10年分の未納分を支払えるという制度。したがって10年前の平成16年1月から9月までをまとめて支払いました。
実はこれを支払うかどうかとっても迷いました。
そりゃ貯蓄が何百万もあれば13万なんて問題ないのでしょうが、
私はそんなにお金がないんですから(笑)
はじめに。 - もっとお金の話をしたい ~年収293万円からの資産運用~
これから投資を始めるのに手元の現金を減らしてまで追納をするべきか本当に迷いましたが、
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厚生年金がなく国民年金の分しか受給されない自分の老後を考えるとやはり年金は満額もらえるように480月分しっかり払おうじゃないかって結論に達しました。
とはいえ平成15年分の未納分はもう追納することができません。10年過ぎてしまってますからね。なのでこの部分は60歳以降の任意加入の時期に払うのが有力な方法。これは年金の保険料支払いが満額受給資格を得られる480月分に満たない場合は、60歳から65歳の5年間で追加して払うことが出来る制度。
自分の場合今までで39ヶ月の未納期間がありましたので、それを60歳以降に支払ってもいいのですが。。働いてるかわからないし。。制度が変わってるかもしれないし。
というわけで今のうちに払える分は払い、どうしても払えなかった分は60歳以降に払う。ということにしました。なので今年は9ヶ月分支払い、来年も余力があれば払いたいと思います。
「でもそもそも年金がもらえなくなるかもしれないし払うだけ無駄だ」みたいな議論てあると思うんですよね。
でも僕はさすがに元本を回収出来ないようなことにはさすがにならないと思ってるんです。根拠はありませんがそこまで日本の政治も馬鹿じゃないだろうと。
自分が早死しちゃった場合はしょうがないですが普通に80歳前後まで生きていれば支払った元本は余裕で回収できるわけです。
いやでももし将来の受給額が減ってギリギリ元本と同じくらいしか受給出来なかったとしましょう、それでも充分払う価値はあると思うんです。
なぜかって年金保険料が全額所得控除だから。
この回でも書いたように所得控除が増えれば払う所得税が減り、住民税も減ります。私の所得税率は5%ですので住民税10%と合わせて15%節税してることになります。つまり年間の年金保険料の15%が戻ってきていると言っていいのではないでしょうか。
これって年利15%の金融商品みたいなもんじゃないですかね?
おおまかに毎月の保険料15000円×480月=約720万円ですが
この15%=108万円が戻ると考えれば金融商品として見てもかなり優秀なんじゃないでしょうか。
だから僕は国民年金保険料を払います。
そして国民年金保険料を払ってないと確定拠出年金の掛金は出せません。これも大きな理由ですけどね!