最高値更新も見えてきた好調な米国株。それにつられて日本株も好調に推移している昨今ですが、ここでわたくしモッティの大失敗個別株銘柄をご紹介します。
現在も保有している日本株、
- エーアイ(4388)
です。
現在の含み損は-54.4%
額にして-57万円の大赤字でございます。
なぜ、こんな銘柄を買ったのか・・・。
自戒を込めて書き留めておきます。
買ったタイミングが最悪だったエーアイ(4388)
エーアイ(4388)は2018年6月にIPOを果たした銘柄です。音声合成技術を生業とする企業で、有名なところでは以前テレビで話題になった「マツコロイド」の音声合成もこのエーアイの技術を用いてつくられているそう。
技術的には面白いことをやっていて、将来的にも事業の発展性がありそう・・・というのは大義名分で、その頃のモッティは
IPO銘柄の短期売買で一儲けする。
という悪しきギャンブルにハマっていたんですよね〜。
お恥ずかしい限り。
だから、ちょっと面白そうなIPO銘柄に初値がついた後のセカンダリーで参戦して短期売買。お小遣いを稼ぐ。という皮算用で、実際うまく行った銘柄もありましたが・・・まあ、ただのまぐれでしたね。
このエーアイは初値が3,500円と予想よりも騰がり、IPO当選組にはそこそこの利益をもたらしました。しかしモッティは寄り付き成り行きで買い注文を出していたことで、この3,500円という株価で見事に高値づかみをすることになりました。
ちなみに、この時のPERは178.85倍。
いやバカかと。高すぎだろうと。今なら冷静に判断できますが、あの頃は若かった・・・。なんて。ただの欲深バカ!
で、300株買い付けてしまったので、取得額は105万円。現在-54.4%で評価額は約47.8万円。-57.2万円の大赤字になっています。

上場後半年ほどで株価は「現実値」に。
チャートを見るとわかりますが、たいがいIPO銘柄というのは期待値がたんまり乗って初値が「実力」よりも高騰、その後半年程度は本来の水準以上の高値で取引される傾向にあります。
このエーアイもまさにそのまんまの傾向で、上場した2018年6月から年末までの半年間は株価が2,000円〜3,000円間を行ったり来たり乱高下。
その後、2019年に入ってから徐々に本来の「実力値」、現実的な株価に下がってきました。本来買うタイミングとしてはこのあたりが適切であろうと思いますが・・欲深の初値買いはこうして痛い目に合います。
売却タイミングを見失い塩漬けに・・・
あれよあれよと半値以下に下がってしまい、売却のタイミングも見失なって現在は「くさや」の如く濃厚な腐敗臭ただよう長期熟成塩漬け状態に。
幸いにもポートフォリオ全体の行方を左右するような大きな額の損失では無かったので、

という、全く根拠のない希望的観測を頼りに長期保有に入ってきました。
後から振り返ってみれば失敗する要素アリアリなのに、気付かず突入してしまう愚行を忘れないよう、10年でも20年でも保有しておきますか・・ね。
自戒のひと言は・・・
短期的利益に目を眩ませるな!
です。
みなさんも気をつけましょう。