真冬ではあるが、まとまった休みを確保出来たので宮古島に行ってきた。
旅行となると仕事柄1月、2月に連休を取りやすいのでどうしても真冬のこの時期になってしまう。
真冬の旅行といったらスキーか温泉になるのが普通なんだろうが、常日頃から雪が降り、気温は日中でも氷点下が当たり前の地域で暮らす身としてわざわざ寒い所に行く意味が見出しにくく・・・。
決まって温暖な、あわよくば「夏」を感じられるような南方の地を目指すのがお決まりのパターンになりつつある。しかも本番の「夏」は仕事の繁忙期と重なって海や太陽とは100%無縁な生活をしているだけに「夏取り返し旅行」へ行くのだ。
思えば去年も2月の下旬に真夏のオーストラリアへ行ったもんだ。
今年は短かく2泊3日の旅だったけれど大満足の宮古島への冬旅となった。
本来ならば旅のあれこれを細かくブログにするものなんだろうが、いかんせん我がブログ名は「もっとお金の話がしたい」。しっかりとお金に的を絞って話しをしたいと思う。
2泊3日の宮古島旅。冬がベストシーズン!?
宮古島とは言え冬は冬。気候的にも天候的にもアクティビティ的にも果たして楽しめるのだろうか、夏を感じられるのだろうか。という不安があるにはあった。
が、それも杞憂に終わった。
日中の気温は最高24℃、朝晩は18℃ほどで真夏に比べたらかなり落ち着いた気候であることは確か。それでも普段雪の中で暮らしている身としては充分すぎるほど夏を感じられたし、朝晩以外は半袖・ハーフパンツでの行動でじんわり汗ばむ程度に陽射しもある。そして何よりこの気温の心地よさといったら無い。
暑すぎず、決して肌寒い訳でも無く、でも体が自然と開放していくような気候。陽射しも風もすべてが絶妙に心地よい。
多分これが真夏だとあまりに陽射しが強すぎて刺激が強すぎるのではないだろうか。
とにかく、ものすごく高レベルに「気持ちイイ」気候だった。
交通費¥61,800円 ANAとJALと新幹線。
行きはJAL、帰りはANAというハイブリット戦略での旅程。
羽田6:55→宮古島10:20のJTA021便にてテイクオフ。
737-800で羽田C滑走路をtake off!富士山クッキリ。 pic.twitter.com/PQuJstF0u7
— モッティー (@moneymottoo) 2017年1月10日
当日は快晴で朝焼けに染まる東京や横浜、そして背後に富士山も望める絶好のコンディション。
JALはスーパー先得運賃でひとり片道11,990円。
ふたり分で¥23,980円なり。
帰りは
宮古島15:50→羽田18:25のANA088便にて。
こちらも早期割引の旅割運賃、ANAの方が少し安くひとり片道¥9,890円、
ふたりで¥19,780円なり。
その他に往復の新幹線代が、
ふたりで¥18,040円。
その他電車賃が¥2,000円。
合計で¥63,800円となった。
宿泊費¥66,000円 まさかのアップグレード!
今旅の宿泊先は「シギラベイサイドスイート アラマンダ」
宮古島の中でもかなりラグジュアリーな部類に入るリゾートホテル。全室がスイート仕様です。
写真はテラスからの朝陽。手前のラグーンではウミガメが悠々と泳いでいます。
旅程が2泊3日と短いこと、そして宮古島はオフシーズンで有ることを考慮して「宿は奮発してゴージャスに」という事が早々に決まっていました。
こちらも飛行機代同様、28日前までの公式サイトの早割予約を利用して、お値段一泊朝食付き¥33,000円、
2泊で¥66,000円!という豪華さ。
予約したのは「スーペリアスイート」。最も価格が安いベーシックな部屋ですが、それでも55㎡+テラス10㎡という造り。
オフシーズンでこの値段。ということはハイシーズンは一体以下ほどのお値段になることやら・・
そしてこれまたラグジュアリーなフロントでチェックインの手続きをしているとおもむろにフロントマンが言うではありませんか。
「モッティ様、今回のお部屋はプールヴィララグーンスイートにアップグレードしてご用意して御座います」と!
そうなんです。なぜだかはわかりませんがスーペリアスイートから2ランクアップしたプールヴィララグーンスイートというお部屋を使わせて頂くことになったのです。
オフシーズンだからでしょうか。兎にも角にも嬉しすぎるハプニングです。
写真はその部屋のテラスから見たホテルの夜景。美しすぎる光景でした。
そのプールヴィララグーンスイートを同様の早割りプランで予約した場合2泊(朝食付)でなんと¥102,000円。
もしこれがハイシーズンだったらと調べてみればその額なんと2泊(朝食付き)で
¥272,000円!!
8月のお盆に旅行など出来る環境にありませんが、自分の月給一ヶ月分に届きそうな金額のお部屋に¥66,000円で泊まらせて頂いた訳ですね。
写真通りのとっっても素敵なお部屋でした。
さすがにプールは寒かったけど、朝陽を浴びながらのお風呂は最高。
食費¥23,207円 沖縄料理食べ尽し!
↑(写真はホテルのビュッフェ朝食。海を見渡すテラス席の気持ち良さといったら!)
食事も旅の醍醐味のひとつ。
どこへ行っても出来るだけ地の料理をたくさん食べたい。今回もGoogleとGoogle Mapを駆使して宮古島の食事を堪能してきました。
着いた日の昼ごはん、すなわち到着後最初の食事は宮古市街にある「ダグズ・バーガー」。
実は空港の到着ロビーにこんな↓広告が出ており
「さぁ〜何食べようかぁ!」と既に臨戦状態にある脳にすり込みのごとく飛び込んできたこの広告。このうまそうな写真がしっかりと脳裏に焼き付いたおかげで、レンタカーで繰り出すやいなや一目散に目指してしまいました。
10:20分宮古島着で11時の開店時にはダグズ・バーガーの席に座っておりました。100%宮古島産の牛肉を使った特製ハンバーガーは想像どおりの旨さ。
雰囲気も食材やコンセプトもしっかりしていてこう言ってはなんだけど宮古島にあって「都会的」な匂いのするハンバーガー屋さん。博多への出店も決まったらしく、いずれ全国に広がって行くのではないかという完成度。
コースターかわいい。
次は老舗ソーキそば「古謝そば屋」さんの「ソーキそばセット」↓
そばと、じゅーしー、小鉢、ドリンクのセットで¥900円。
他にもシギラリゾート内にある「屋台村 琉球の風」、市街の居酒屋「琉球王国さんご家」などなど。
飾らない沖縄料理をお腹いっぱい食べました。
総額¥23,207円なり。
レンタカー¥11,684円
レンタカーはタイムズカーレンタル。
「C2G」というクラスで公式サイト上の車種はアクセラスポーツ1500となっていた。個人的に今最も気になるマツダ車に乗りたいが為にこのクラスにしたのだが、用意されていたのはSUBARUインプレッサ。まあこの辺りはしょうがないですね。
通常24時間で8,316円の所、キャンペーン価格で合計54時間ほど利用して¥8,899円。
これもオフシーズンの成せる技。
2.5日間の走行距離は260km、ガソリン代は¥2,785円。
合わせて¥11,684円なり。
アクティビティ費¥15,280円
当初からずっと気になっていたのが真冬のマリンアクティビティ。
22℃〜24℃ほどの気温ながら、出来れば海にも戯れておきたい。
ホテルのアクティビティフロントへ出かけると・・ある!あるではないですか。
シーカヤック、シュノーケル、ダイビング、SUP(スタンドアップパドル)などなど。
通年で行っているものが多く、ウェットスーツを着込んで早速トライ。
申し込んだのは「カヤックで行くシュノーケルツアー」。
リーフ内をカヤックで進んで、ポイントに到着してからシュノーケルで海を堪能する人気のツアー。
シギラリゾート内のシギラビーチハウスにて用具のレンタル&説明を聞いて早速カヤックで海へ繰り出しました。
9時半集合で終わったのが12時前だったでしょうか。結構長い時間海にいたことになります。
さすがの宮古オーシャンは透明度が高く、足の着く浅瀬から熱帯魚がたくさん!少し深い所まで行くとなんとウミガメも発見。
が、気温24℃で風もあり、曇ったり晴れたりの天候では少し寒かった。
立ち上がって陽射しを浴びている方が良いのか、海に浸かっている方が暖かいのか。どちらが良いのかわからない。みなさん結構寒そうでした。
参加人数は自分たちを含めて3組。こじんまりとしたツアーとなりました。
ふたりで¥11,880円。
同じくシギラリゾート内の「黄金温泉」利用料が
ふたりで¥3,400円。
トータルで¥15,280円なり。
宮古島2泊3日の旅費総計
お土産代等その他雑費が¥11,448円入って旅費トータルは・・・
宮古島2泊3日旅行費 | |
---|---|
合計 | ¥191,419円 |
交通費 | ¥63,800円 |
宿泊費 | ¥66,000円 |
食費 | ¥23,207円 |
レンタカー | ¥11,684円 |
アクティビティ | ¥15,280円 |
雑費 | ¥11,448円 |
ふたりで約19万円なり!
旅程が短い分、ギュッと凝縮された素晴らしい旅だったように思います。何よりあの隅々まで心地よい気候!充分開放的な気分になれるし、暑さも感じる。
どこへ行っても人が少なく空いていて(休業の店も多かったが・・)、旅費の大部分を締める交通費、宿泊費はオフシーズンならではの低コスト。
同じ内容の旅を真夏にしようと思えば当然どこもかしこも混雑して、費用も倍以上掛かること然り。
冬の宮古島。
はっきり言ってめちゃくちゃイイ。
来年も行きたいっ!