相互リンク先ブログ「Time is money キムのお金日記」金村さんの記事に触発されてボクも一記事書いてみようかと。
元記事はこちら↓
ブログ記事更新しました~。収入と支出を同時に改善させる方法 https://t.co/5UCIp8kWek
— 金村 圭介(김 용규) (@kimyonggyu1985) 2016年7月11日
金村さんのブログは常に「自分の気持ち、思っていること」を正直にストレートに、ブレずに書き連ねているのが最大の魅力です。
当たり障りない事を書くのでは無くて、金村さん自身の生き様をダイレクトに書いているような、、「尖っている」ブログだと思います。だからか、力を感じるんですよね。文章に。
お金がない人ほど結婚すべき。
かの鳥越俊太郎氏が都知事選に絡んで保育施設の視察をした際、そこの園長に
「キミは月にいくらもらってる? 25〜26万円!?安いなぁ。しかも独身か。結婚したいけど、その金額だと厳しいよなぁ」
と言ったそうで。
「結婚したいけどその金額だと厳しい」という部分から
結婚=お金がないとダメ
という鳥越氏の固定観念が透けてみえますね。
何を隠そう、ボク自身もちょっと前までは同じように思っていたクチで、
「年収300万円未満そこらじゃ一生ムリだ。」と自虐的に考えていた時期もありました。
(実際、当時の年収は296万円)
でも前述の金村さんの記事にもあるように一人で暮らすより二人で暮らした方が圧倒的に低コストですよね。
そして「結婚=お金がないとダメ」と独身男性が考えがちなのは
結婚=男が家族を養うということを無意識に考えているからだと思うのです。
確かに鳥越氏位の年齢の方が若かりし頃はそういう世の中だったのかもしれません。でも、もうそんな世の中じゃないですよね。
専業主婦はもはや少数派
厚生労働省の「平成26年版男女共同参画白書」という文書の中に面白いグラフを発見。
赤線が専業主婦世帯(夫が働き妻が家庭に入る)。
青線が共働き世帯。
その世帯数の変化のグラフです。
僕は昭和58年生まれですが、その頃でもまだ圧倒的に専業主婦世帯が多かったんですね。父が働き母は家庭に入る、という構図。
つまり今30歳前後のいわゆる「婚期」を迎えている独身男性諸君は、こうした
結婚=男が家族を養うスタイルの家庭で育ってきた訳です。
他ならぬボク自身もそういう家庭で育ちました。
だから結婚=男が家族を養う=お金がないとムリという構図が潜在意識レベルに刷り込まれているのではないでしょうか。
そして現代、その専業主婦世帯はもはや少数派です。多くの世帯が共働き。
だから結婚したら家族を養わなければいけない。などと考える必要はないのです。
妻と二人で生計を立てていくでいいのです。一馬力より二馬力で稼いで暮らす方が合理的なんです。
世間の結婚観の変化ですね。昔は一家をひとりの男が「経営」するスタイル。今は夫婦で「共同経営」という感じでしょうか。
実家というセーフティーネット
そしてもう一つお金が無いからこそ結婚すべき理由。
それは、、
実家の存在。
両親の存在とも言えます。
かねがね思っているんですが、実家・両親の存在というのは極めて大きいと感じます。
例えば何か大きなアクシデントがあって、仕事をすることが出来なくなって収入が途絶えるとか、天災に見舞われるとか、生きていくために必要な衣食住に影響を及ぼす程の大ピンチに見舞われたとしましょう。
そういう時に逃げ込める所、避難できるところがあるかどうか。これってものすごく気持ち的に大きいと思います。
住む所が無くなった、明日食べるものがない、着るものがない。
そんな大ピンチに見舞われた時に帰れる場所、頼れる人。それは実家であり両親だと思うのです。
実家の存在ってものすごい強力なセーフティーネットだと思うんですよね。
もちろん自分が生きている間中ずっと存在する訳では無い。ということを肝に銘じながら自分自身の「生活力」を高める努力はしていかなければいけません。
が、本当にとんでもない何かがあったら帰れる場所・助けてくれる人。
そしてそのセーフティーネットが二倍に増えるのも結婚の大きなメリット。
幸い、ボクの両親も相方の両親も健在です。
これといって現段階で何か大きな支援をしてもらっている訳ではないですが、先月の結婚式では双方から多大なサポートをしてもらいましたし、交通事故の際にもその恩恵をものすごく感じました。
「お金がないから結婚しない」ではなく「お金がないからこそ結婚する」。
これからはそういう価値観でいいと思うんだな。