SBI証券のIPOブックビルディングで抽選にはずれた時にもらえるIPOチャレンジポイント。
2014年から参戦し続けて、お宝IPOの当選はゼロ(公募割れした微妙銘柄は1回当選)、そしてそのたびにIPOチャレンジポイントが付与される訳ですがこれがなんと、400pを超えました。
つまり「400回ハズレた」ということなんですが、そろそろS級IPO銘柄も狙えるポイント数になってきました。
SBI証券のIPOチャレンジポイントでお宝IPO当選を狙う。
IPOチャレンジポイントとは?
SBI証券のIPO抽選は資金があればあるほど有利な仕組みになっています。
つまり応募株数が増えれば増えるほど当選確率も上がる。初値高騰が期待できるS級お宝IPOでは1,000万円程度の資金力では全く勝負にならず、おそらくは5,000万〜1億円位の資金力で凄まじい株数の応募をしている輩がやっと当選できるレベルでしょう。
つまり庶民には全く縁のないシステムになっています。
これを救済する手段として「IPOチャレンジポイント」という制度があり、要はこのチャレンジポイントも多ければ多いほど当選確率がUPする仕組みです。
IPO抽選に外れる度に1ポイントが付与されるので、これなら資金力に乏しい我々庶民にも当選のチャンスが回ってきます。もちろん、時間はかかりますが・・・。
400P超えでそろそろSS級IPOチャンス。
私自身は2014年からSBI証券のIPOに参加していますが、結局公募割れとなるようなSBI証券主幹事の超微妙銘柄以外の当選はありません。
鳴かず飛ばず。応募してはハズレ、応募してはハズレの無限ループを足かけ5年ほど繰り返してきました。
その結果、ハズレ回数はついに405回に。がしかし、それはつまりIPOチャレンジポイントが405P貯まったということでもあります。
IPOチャレンジポイント行使ボーダーライン
いつも参考にしている「IPO新規公開株で復活の軌跡」さんの「IPOチャレンジポイントボーダーライン予想と実績表」によると・・
過去5年間でSBI証券主幹事となったIPO案件で最も初値売却益が高かったのは2018年3月上場のRPAホールディングス。
この案件では公募価格3,570円に対して初値は14,280円と高騰。1単元100株でも約107万円の特大利益に。しかもこの案件ではSBI証券への配分枚数が5,000枚以上あったことからIPOチャレンジポイント行使による当選では3枚セット当選、つまり300株の当選だったようなのだ。
つまり・・・初値売却益は計321万円!!(税引前)
しかもこの時のIPOチャレンジポイント当選ボーダーラインは336Pほどであったらしく、売却益÷336Pとすると1ポイントあたり価値は9,563円にも達したそう。
かなり極端な例だとしても、4〜5年間ハズレ続けることで最終的にはこうして利益を叩き出すことが出来るのもIPOチャレンジポイントの魅力。
先のRPAホールディングスの場合で言えば、抽選に外れる度に毎回1ポイント=9,563円を付与されていたようなもので、これなら地道にSBI証券のIPOに応募し続ける価値もある。
「配分5,100枚以上」「SS級案件」にポイントを使う
問題は、どのIPOにコツコツ貯めたIPOチャレンジポイントを行使するかという点。
これまた「IPOチャレンジポイントボーダーライン予想と実績表」を参考にすると、どうやらSBI証券の配分が5,100枚を超えてくると3枚当選になりやすいらしく、ひとつのポイントはこの「配分5,100枚以上」。
そして言わずもがな、話題性や需給的に初値高騰が明らかに期待できそうな「SS級案件」に絞る。
しかしそもそも年間のSBI証券主幹事案件が10件前後しか無く、その中でこのふたつの条件をクリアする銘柄というのは意外と少ないのが現状。
年に2回あるかないか、位で、現在はその好機を虎視眈々と待っている状態。この辺は別に焦る必要はなくて、「これだ!!!」という時にしかるべきポイント数を行使すれば良いと思っている。
一応、「投資」と名前はつくものの、ラッキーゲームに近いおまけ的要素が強いIPO初値売却投資。しかしこういうチャンスは逃さず使っていきたいですよね。
まさに自分ボーナスづくり。賃金の伸びが期待出来なければ自分でそれを創り出す。その努力は継続しなければ。