IPO 個別株投資

IPO当選した2銘柄をそのまま保有中。株価2倍に届く勢い。

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一昨年からサテライト投資・・という名の運だめしとして取り組んでいるIPO投資(初値売却投資)。

2017年前半はさほど積極的に取り組まなかったこともあって当選銘柄はゼロでしたが、後半のIPOラッシュに乗じてなんとか2銘柄の当選に有りつけました。

 

いずれも初値高騰は期待できない不人気銘柄だったので、初値売却はせず中期保有する戦略をとって現在に至ります。

その進捗状況のご報告。

今のところ順調に株価が推移しておりしっかりと含み益を抱えている状況です。

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公募価格でゲットしたIPO銘柄の中長期投資。

2017年後半のIPOラッシュの中、限られた資金でいくつかの銘柄に応募しましたが、初値高騰が期待される超人気銘柄はいずれも落選。遊び半分でIPO投資を初めて以来、実は未だに人気銘柄に当選したことが無く、今度こそは!次こそは!と毎回意気込みながら毎回落選をしている状態が続いています。

今回のIPOラッシュでも人気銘柄にありつくことは出来ず、その代わり初値高騰が期待できない2銘柄の当選を授かりました。

IPO投資はリスクオフの観点から当選すれば初値で売却する戦略を取っているのですが、今回は初値売却益もほとんど得られなそうだったのでしばし保有を決断。現在に至ります。

その銘柄は、

  • オプトラン 公募価格1,460円
  • カチタス  公募価格1,640円

のふたつ。いずれも1単元、100株の当選でした。

オプトラン

オプトランは光学薄膜という、カメラやセンサー、ディスプレイ等の表面ににコーティングを施す技術を主業務とする企業。

そのコーティングの材料や施工法によってレンズに様々な機能を付加する技術のようで、近年ではスマートフォンやタブレット、プロジェクター等様々な光学製品にその技術を搭載している様です。

実際にはIPO当選してから「はて、どんな企業なのかな?」と調べてみた訳ですが(順序が逆・・)、これが意外にも今後の成長が期待できるような内容でした。

例えばこれから自動運転を見据えて様々なカメラやレーザーセンサー類がクルマに搭載されるようになります。あるいはVR、生体認証センサー、ロボット等、様々な光学技術が様々な製品に搭載されるようになるはずです。そうなればオプトランが持つ光学薄膜記述も間接的に様々な製品に搭載されるようになるのでは・・・と、

将来的にちょっと面白い銘柄かも・・

そんな感想を持ちました。

 

当初の初値予想では公開価格にちょっと上乗せの1,700円程とする所が多く、たった100株だし初値売却をしてもたいして利益を見込めなそうだったのでそのまま保有を決意。

意外にも初値は2,436円と、公募価格+66.8%のプチ上昇。その後2018年1月現在では3,000円を突破し、公募価格から早くも株価2倍を超えてきました。

車載カメラやセンサー等の需要はまだまだこれから。その流れに上手く乗っていけば今後も株価は上昇基調じゃ!?

という期待を込めて、まだしばらくは保有してみたいと思います。

カチタス

続いてカチタス。最近はよくCMを流してますが、主な業務は「中古住宅の販売」です。

一口に中古住宅販売と言っても、住宅の買取・仕入れからリフォーム、そして販売までを一環して手がける「リフォーム済み中古再生住宅」ビジネスです。

 

こちらは公募価格1,640円に対して初値予想も同額の1,640円前後を予想する向きが多く、もしかすると公募割れも危惧される内容でした。

同じく、初値売却しても利益は出なそうだし、どうせ1単元の100株。せっかくならしばらく保有してみようか。という事で現在に至ります。

 

日本では今後空き家や中古住宅がどんどん増えていく予測です。その流れが追い風になるのか向かい風になるのか・・中々難しい所ですが、こちらも勉強を兼ねてしばし保有してみよう。と言う所からのスタートです。

カチタスの株主構成を見てみると、31.8%を占める大株主はあのニトリでした。中古住宅市場に絡むニトリの思惑も透けて見え、

うまくいけば面白いかも

という感想。

初値は大方の予想通り、1,665円。その後続伸し2018年1月現在は2,800円前後で推移。公募価格比で1.7倍程度に上昇しています。

日本における中古住宅市場が今後どうなるのか未知数ですが、ここに民泊なんかも絡んでくれば面白い事業になったりして。なんて皮算用をしつつ、もうしばらく保有してみようと思います。

自分ボーナスづくりにIPO投資

元々、IPO銘柄の公募抽選に応募し始めたのは「投資の一環」と言うより、「自分ボーナスづくり」の為。

投資活動の本丸はETFやインデックス・アクティブファンドへの積立投資です。その他に運が良ければ自分ボーナスとしてのキャッシュづくりや、単純に当落を楽しむお遊び的要素も自分の中では強いです。

初値大高騰が期待されるプラチナ銘柄には滅多に当選できませんが、しかしSBI証券のIPOチャレンジポイントを駆使すれば2年に1回くらいはそれも可能かもしれません。また、超大型のIPO(過去にはLINEやJR九州等)があれば初値の大幅高騰は無い代わりに当選確率がグッと高まり、結果的にそこそこの利益が出ることもあります。

宝くじを買うくらいならIPO投資。とはよく言ったもので、場合によっては高い確率で「当選金」を得ることも可能な、エンターテイメント性の強いイベントと捉えています。

今回のように当選銘柄の初値高騰が期待出来ない場合は中長期のキャピタルゲインに掛けるのも意外と面白く、結果うまく行けば投資の世界の妙味を堪能できるまたとない機会になりますね。次の当選を目指してこれからも継続していきます。

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