前回記事
30歳で「28歳からのリアル」を読んで人生変わったのかも。
で紹介した1冊が資産運用、具体的には投資信託での資産運用を始めるきっかけになったのでが、今回はその次に読んだ本のご紹介です。
さあ投資信託を始めるぞとなって、とりあえずタイトルに興味を惹かれてAmazonで注文したのがこちら。
購入時は知識がなく知りませんでしたが著者はセゾン投信の社長様です。
なぜ投資が必要なのかに始まって、投資信託を購入する際の注意、投資信託の基本的な仕組みやコストなど 私のように全く知識がない読者に大変やさしい内容となっています。
もしこれから投資信託を始めようと思う方、基本の基本が押さえてあると思うので良い勉強になると思います。
そしてタイトル通り後半に著者おすすめの8本が紹介されていますが、もちろんそのうちの2つはセゾン投信の商品です。
著書の利害が絡む商品紹介をどう受け取るかという点は多少慎重でいたほうが良い気がしました。
その後色々と情報収集したり勉強したりした中で、残念ながら私自身はこの8本の中からの購入はありませんでした。
最後まで購入しようか迷ったのは「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」。
このファンドは総資産額が潤沢にある点が魅力に感じましたが債券比率50%のバランスファンドという点で自分的に却下。
セゾン投信もうひとつの商品、「セゾン資産形成の達人」はアクティブ型ファンドにつきコストが少々高くつくため却下。
その他のものも、あくまで自分の趣向に合致しなかったというだけですが、購入するには至りませんでした。
ただこうして具体的なファンドが出てくると初心者としては「なるほどこういう視点で選ぶのか」ということがわかってくるのでとても参考になったことは事実です。
投資という行為や、投資信託の入門編としては良い1冊かと思いましたが、やはり著者が投信会社の社長という点を考慮してもう1、2冊違う方の本を読むべきかと。