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インデックス投資だけでは実現できないキャッシュフローの拡大。

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先日ツイッターでとても興味深い記事を見つけました。

こびと株.comさんの記事

なんかこう、今自分自身がなんとな〜く考えていて、なんとな〜くモヤモヤしてるんだけど、うまく言葉に出来ていない心境を全部書いてくれた様なそんな記事でした。

「給与所得に依存せず4つの財布をもつ」という基本コンセプトも大いに共感。同じくそういう事がしたいのです。

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キャッシュフローを増やす戦略

僕モッティ自身が4つの財布を持ちたい理由については過去記事に思いっきり書きました。

このあたりのモヤモヤした感覚、「なぜインデックス投資だけじゃだめなのか?」という自分自身への問いの答えを前述のこびと株.comさんの記事が全て書いてくれたような気がします。

インデックス投資ではキャッシュフローは増えない。

引用記事でも説明されていますが、インデックス投資は長期に渡ってジワジワと、しかし確実に資産を拡大させる手法です。その点については同じくとっても効率的というか力のある投資方法だと感じますが、日々のキャッシュフローという点だけで見ると我慢が必要な投資手法なわけですね。

例えば、インデックスファンドに年間100万円の積立を30年行う場合、キャッシュフローは29年間毎年マイナス100万円の赤字です。なぜなら、含み損益はキャッシュフローに影響を与えないからです。最終年にファンドを解約し、全額キャッシュに変えた時に初めて莫大な黒字キャッシュフローが計上されることになります(運悪く暴落が起きていなければですが。)。

こびと株.com「インデックス積立をしないで配当金投資を実践している理由」より

そう、そうなんですよね。なんとなく感じていたモヤモヤをズバッと言葉にして頂いたような爽快な気分です。

未来の、ある一点に向けてひたすら資金を投入していって、ひたすら含み益を拡大させていくインデックス投資。「住宅購入費に」とか「教育費に」「自分年金に」というように、まとまったお金が必要になる未来の、ある一点の為に資産を築く方法としては適した投資方法でしょう。こびと株さんの言葉を借りると「資産拡大を重視する投資」ということ。

現に、そうした目的で自分自身もインデックス投資を実践しています。

しかし、こびと株.comさんが言うように

「キャッシュフロー拡大を重視する投資」としてはインデックス投資は不向きです。

と言うか、そもそもそういう設計の投資方法ではない。というだけの事で、インデックス投資の欠陥だとか、短所だとか、そういうことでは無い。しかし、3年ほど積立インデックス投資を行ってきて最近なんだか感じるモヤモヤの正体は、この一点にあるような気がしています。

給与所得に依存しない為のキャッシュフロー拡大

とは言え、「資産拡大を重視する投資」としてはインデックス投資に分があると考えるので、引き続き淡々と資金を投入していくつもりです。

しかし、何より「給与所得に依存しない人生」の実現の為にはキャッシュフローの拡大が急務です。「所得」というものも、自分の時間なり資金なり能力を投入した結果のリターンだと考えるとひとつの投資活動です。その点で言えば給与所得も「キャッシュフロー拡大を重視する投資」です。

僕の場合は能力というよりも、単純に自分が持つ「時間」を投入し、走り回って這いずり回って誰にでも出来る事を延々と続けることで「給与所得」というキャッシュフローを毎月得ています。しかし「拡大」という意味ではとても上限値が低い、脆弱な状態であると考えています。なぜなら好きな事ではないから。

という事は、「キャッシュフローの拡大」を他の所得にも求める必要があるのではないか。そうすれば給与所得への依存度を下げることが出来る。具体的には働く時間を減らすことが出来る。というのが今最も考えていることであります。

収入源を複数確保する

生活が良くなっている実感を得るために、また日々使えるお金を増やすためには「資産を拡大させる投資」よりも「キャッシュフローを拡大させる投資」の方が有効。

言われてみれば至極当然ですが、言われるまでは実感できなかった事に前述の記事を読んでいて気づきました。

僕自身は

  • 「日々使えるお金を増やして」→「生活を良くするため」

と言うより、

  • 「日々使えるお金を増やして」→「労働に費やす時間を減らす」

と言う目的のためにキャッシュフローの拡大を実現したいと考えています。

その為に収入源を増やす事が絶対条件。

  • 給与収入
  • ブログ収入
  • 配当収入
  • 不動産収入

この4つの収入源が必要。もっと具体的に言えば、

  • ブログ収入
  • 配当収入
  • 不動産収入

を少しずつ拡大させて、その拡大した分、給与収入を少なくしていきたい=労働時間を減らす。のが今の大きな目標です。現在、僕がどういう労働時間で給与収入を得ているかというと、朝10時から夜10時までの12時間拘束という状態。途中1.5〜2.5時間の休憩を挟むと実働時間としては9時間10時間になるのでしょうが、休憩時間だって立派な拘束時間です。自由な時間ではありません。

こういう生活を40歳になっても続けていたいか?

答えはノー。

まだ体力もある若い内に給与収入への依存度を何としても下げる仕組みを構築せねばいつまでたってもラットレースからは抜け出せない。

インデックス投資を用いて「資産を拡大する投資」を続けながら、同時に「キャッシュフローを拡大する」道筋をどうにか描かないと。

日々模索。

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