自動積立設定をしている個人型確定拠出年金(iDeCo)口座は完璧にほったらかし中で、まともにログインすることすらありませんが、数カ月(1年?)ぶりにログインして損益状況をチェックしてみました。
こちらがやることは老後まで淡々と資金を自動投入していくだけで、あとは経済の発展と複利パワーに身を任す。「労」はほとんどありませんが、公的年金をアテにするよりずっと確実性が高いのではないかと常々感じます。
もちろん、取崩し期が近づいてきたら徐々に安全資産に振り分ける必要はあると思いますけどね。
個人型確定拠出年金(iDeCo)53ヶ月目の損益状況。
運用商品 | 資産残高 | 損益額 | 損益率 |
---|---|---|---|
EXE-iグローバル中小型株式ファンド | 802,994円 | +178,172円 | 28.5% |
SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ | 644,030円 | +153,286円 | 31.2% |
ひふみ年金 | 281,327円 | +91,606円 | 48.3% |
EXE-i新興国株式ファンド | 257,949円 | +44,562円 | 20.9% |
計 | 1,986,300円 | +477,300 | 31.6% |
現在積立実施中ファンドは緑マーカーで示した「SBI中小型割安成長株ファンド・ジェイリバイブ」のみ。100%掛金配分です。
その他ファンドは過去積立をしていたもの。現在のリスク資産アセットアロケーション↓にも合致することから敢えてそのまま保有して運用だけ継続しています。
資産残高で並べるとEXE-iグローバル中小型株式がトップで約80万円。次いで現在も資金投入中のジェイリバイブが約64万円となっています。
個人型確定拠出年金(iDeCo)開始当初、非正規雇用=第1号被保険者だった為に掛金上限が68,000円ありました。その時積立を実施していたEXE-iの方が単純に投入資金が多かった、という理由です。
もちろん当時は月68,000円満額拠出するほどの家計体力は無かったので最大でも4万円ほどだったと記憶していますが、それでも第2号被保険者の上限23,000円よりはだいぶ多いですね。
税制大綱改定のたびに噂は出ますが、なかなか実現しないのが第2号被保険者の掛金上限UP。23,000円はやっぱり少ない。「厚生年金があるから」という理屈でしょうが、将来どれほどの戻りがあるかわからない公的年金よりも自分で運用をコントロール出来るiDeCoの方がよっぽど確実だと感じます。
労使折半される厚生年金保険料の自己負担分だけを選択制にして、厚生年金に払い込むか、iDeCo上限23,000円に上乗せするか選べる。というのはどうでしょうか。
SBI中小型割安成長株ファンド・ジェイリバイブについて
現在、iDeCo口座内では前述した様に「SBI中小型割安成長株ファンド・ジェイリバイブ」に掛金配分100%で投資しています。
リスク資産配分の積立ポートフォリオが以下のようになっていますので↓
日本株25%の約3分の2をiDeCo内、ジェイリバイブにて積立中、という事になります。あくまでも全体の資産配分、ポートフォリオにiDeCo口座を当てはめるようなイメージでしょうか。
現在のiDeCo口座残高はジェイリバイブの他、過去積み立てていたファンドで分散が取れていますが、時が経つに連れてジェイリバイブの割合が増えていくはずです。iDeCo口座内ではアクティブ日本株投信に集中投資となりますが、資産配分全体としてはご覧の通り。
ジェイリバイブはあのひふみ投信をも凌駕する成績を出していたので、アクティブファンドへの投資過程で有力候補としてチョイス。それがSBI証券のiDeCoにラインナップされることになり、ここぞとばかりに投資を開始しました。
今のところ順調すぎる成績を残していますが、未来のことはわかりません。高コストが災いする日がくるかもしれませんし、運用の変化で急激に成績が悪化するかもしれません。しかし、これはどのファンドにも言えることですが、結局のところ自分が何を信じるか。です。
私自身はジェイリバイブというファンドの過去の実績から今後も充分なパファーマンスを発揮するだろうと「信じた」から投資をしている訳で、そう思えないのならば投資をしなければいいだけの話です。
そもそも世界経済も人間の欲望を原動力に今後も右肩上がりで成長していく、そう「信じて」いるから毎月せっせと積立投資をしている訳です。
それが信じられないのなら、そもそも投資などしませんし、定期預金でもしている方がよっぽど平穏な日々を送れるはずです。幸か不幸か、私自身は世界経済の成長を信じているので、定期預金でもしている方がよっぽど落ち着かないですけどね。
ともかく。今後もiDeCo口座の順調な成長を願って。
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ジェイリバイブについてはこちらを。日本株アクテイブ投信と言えば「ひふみ投信」ばかりが取りだたされますが、ジェイリバイブも負けず劣らず中々のファンドだと思います。が、「信じて」「託す」かどうかはあなた次第。