2月度の家計簿記事でもお伝えしましたが、ついに結婚指輪を購入しました!
GEORG JENSENというデンマーク王室御用達のブランドのリングをゲット。
そして旅先のオーストラリア、メルボルンの直営店でゲット!
海外旅行先で結婚指輪を買うという思い出も残った上に日本よりかなり安く買えちゃったというお話です。
最初からオーストラリアで買うつもりだった訳ではないんですけどね。
オーストラリアの税還付制度「TRS」は使うべし!
メルボルンへの旅行前にお銀座に寄ってひと通りのブランドを物色。あれやこれやで指輪を試着して周りました。
カルティエ、ブルガリ、ティファニー、ピアジェなどなど・・・
やっぱり結婚指輪って日常的に身に着けるものな訳で、そうなると装飾的なものより至極シンプルで指の違和感が無いものがベストだと思うんですよね。
そういう視点で各ブランドの最もシンプルな指輪を見て回った訳なんですが・・・結局どれも一緒じゃねーか。という結論に。
当たり前っちゃ当たり前ですが、シンプルなものはシンプルなだけに見た目がどれもほぼ一緒。材質も一緒。
違うのは裏のブランド刻印と値段くらいで、これならもう「どのブランドが好きか」とか、「どの店員が感じ良かったか。」みたいな基準になるよねぇ。笑
と二人で苦笑いしてながら最後に入ったのがGEORG JENSEN。
GEORG JENSEN
デンマークの宝飾品、装身具メーカーである。1904年創業の歴史あるブランドなのだ。
日本では意外と知らない人も多いのかもしれないけれど(相方も知らなかった)、、自分、なぜか北欧のブランドとかプロダクトがとても好きで、実は学生時代ひとりでデンマーク・コペンハーゲンを旅した事もあったりして。
そんなこんなでGEORG JENSENは自分的には割りと身近なブランド。
そしてつい2ヶ月程前に、実家に相方を連れて里帰りした時に親父がプレゼントしてくれた立派な栓抜きもGEORG JENSENだったりして。
そんなこともあって「GEORG JENSENの結婚指輪」は選択肢のひとつとして早い段階から存在していたのである。
で、日本橋GEORG JENSENで見せてもらった指輪。
とてもシンプルなんだけど、でも他のブランドの「何の装飾もない」シンプルさとはまた違った洗練されたシンプルさで一目見て「なんかいい感じ!」な感触。
着け心地もとても良く、相方いわく違和感もないそう。
そしてお値段も相応な感じ。
正直他のブランドを回ってみると、「このシンプルさでこの値段しちゃうの?」というものがほとんど。
いや、もちろん結婚指輪だからね、値段はさほど重要なファクターでは無い。としながらもやっぱり、値段相応の価値かどうかって気になるじゃないですか。
その点でもGEORG JENSENはうまく釣り合っている感じがしたんですよね。
ちなみにお値段¥88,000、税込みで¥95,040。
うむ。
が、しかし残念ながら都内のどの店舗にも希望のサイズがない模様で、その日は退散。
また日を改めるか。という事に。
メルボルンにてGEORG JENSEN発見!
ちょうどその翌日からオーストラリア旅行だったのでふと思い立って調べてみると、、
メルボルンにもGEORG JENSENあるやないかい!
ならば「むこうで買うのもいいかも」なんて淡い期待を抱きながらいざ旅立ちましたメルボルンへ。
そしていざ現地のGEORG JENSENフラッグシップストアに行ってみると、、あった!! 例の指輪発見。
「10っていうサイズありますか?」とリチャード(店員さん)に聞くと、、
「10?10って言うと・・・あ、こっちの51だね! んーとあいにくここには無いんだけど・・・となり町の店にはあるみたいだから16時には届けられるよ!」とのこと。
おお。
「どーする??買っちゃおうか??」
と、いう訳で早速お願いしちゃいました!
ちゃっかり免税に。
購入価格は$875AUD。当時のレートで¥71,882。
この時点で24,000円くらい安い。
で、更に会計中にモッティひらめいた。
「これ、免税にできるんじゃね?」
「あのー、これもしかして免税に出来ますか?」と問うと、
「もちろん!いつ帰国するの?来週?それなら空港で出国したあとに還付カウンターに行けばオッケーだよ」とリチャード。
通常のレシートと、税還付申請用のTAX INVOICEを添付してくれて、更に還付制度「TRS」の英語のパンフとなぜか韓国語のパンフを渡してくれて購入手続きは完了。
なぜ韓国語。。「日本からきた」って言ったじゃろーが。。
ま、いいか。いい人だったし。
オーストラリア税金還付制度「TRS」
オーストラリアには滞在中に購入した商品のGST(消費税)を出国手続き後に還付してくれる制度があります。
「免税店」の看板を掲げている店舗での購入でなくても一定の条件を満たせば、空港での出国手続き後にTRSブースにて税還付を受けることができます。
その条件とは、、
- 出国60日以内に購入したものであること
- 一店舗で$300以上購入の場合
- 搭乗者自らが購入したものであること
- TAX INVOICEがあること
- 機内持ち込み手荷物としてその品物を保持していること
だそうです。
(↑上記PDF原本はこちらの公式サイトより)
ちなみにオーストラリアのGST(消費税)は10%なのでこれ結構バカに出来ない金額になったりします。
僕も早速出国手続き後のメルボルン空港にてTRSブースへ。
出発が深夜帯だったのでさほど混んではいなかったですが、ラッシュ時だと長蛇の列になるのかもしれません。
TRSの時間も考慮して早めに出国手続きを済ました方が良さそうです。
ちなみに深夜だろうと早朝だろうと、全ての出発便に合わせてオープンしているようです。僕が行ったのも深夜12時過ぎ。
が、出発時刻30分以内の申請は不可だそうです。
カウンターにてTAX INVOICEやらパスポートやら搭乗券やらを提出。
還付の方法は
- 小切手
- クレジットカード
- オーストラリア国内の銀行口座
だそう。迷わずクレジットカードを選択。
カードを提出してしばし待機。
GEORG JENSENでもらったパンフにも「その品物を保持していること」という文言があるので実際にカウンターで、
「品物を見せて下さい」なんて言われるのかと思いきや、、
「買ったのは・・指輪かなんかですかい?」とおっちゃんに聞かれた位で、実際にモノの提示は求められなかった。
品物によっては提示を促されることもあるのだろうか??
ものの5分と経たずTRSの手続きは終了。
後日カードの明細を確認すると、、、
$79AUD。日本円にして¥6,354の還付を確認!
思い出UP、コストDOWN!
TRS還付分も合わせるとトータル¥65,528で購入したことになりました。
日本の購入価格との差額、実に約3万円!
これはこれは。
全く同じものを、正規店で3万円もお安くゲット出来るだなんて。
しかも海外旅行先で結婚指輪を買っただなんて。
10年後20年後も思い出に残る出来事も得れて、尚且つ安く買うことが出来て大満足です!
いや、確かにね、「結婚指輪を免税にしちゃうってどうなの!?」っていう議論が自分の中で勃発したのは事実です。
けど、相方も「全く同じものな訳だし、それを旅先で買うっていう思い出もプラスされて更に安く買えたなら全然いいんじゃない?」という認識。
大事なのはその値段じゃなくて、どうやってそれを買ったかというエピソードの方。だと思うんですよね。特にこういう記念品は。うんうん。
まあ出来ればデンマーク本国で買ってみたかったけれどそれはまたの機会におあずけ。
何十年後かの記念日にコペンハーゲンのGEORG JENSEN本店に指輪を買いに行くことを目標にしようかな。