家計 投資

お金を殖やす!資産形成!その第一歩としてまずやるべきことは??

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資産形成。と言うと格式ばったお金持ちの営みの匂いが漂うけれど、要は「どうお金を貯めるか」「どうしたらお金が貯まるか」という話。

この答えは至極簡単明快で、収入ー支出をプラスにする。まずはこの大原則一点に限る。家計管理の原理原則と言うべきか、毎月の支出が収入を常に下回る暮らし方を体得する。ただそれだけ。

が、これが意外と難しかったりして、そもそも支出内容を把握していない、毎月どれだけお金を使っているかわからない。なんて場合も多々あるのではないかと思う。

実際、20代の自分自身がまさにこれで、毎月の収入はわかるものの、一体どれくらい使っていたかが全くわからなかった。特に、ポイント狙いでクレジットカードを多用していただけに、尚更ブラックボックス。わかるわけがない。

という訳で、お金を貯める、投資で増やす云々の前に、大前提として家計簿をつけろ。と声を大にして言いたい。話はそれからだ。

「お金貯めたい!増やしたい!」と思った時に毎月の収支も把握してないならば、スタートラインにも立っていない事を認識した方がいい。

そんな家計管理。私モッティの実話と共に。

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お金を殖やす為にまずは家計簿。

タネ銭をつくるためにやったこと。

投資をする為にはまず元手、タネ銭を作る必要があるわけで、それは=プラス収支家計を作る。ということ。

わたくしモッティ自身が家計簿をつけ、毎月の収支を把握していったのが今から7年前、2011年頃。

当時28歳。新卒で入った東京の会社を3年で辞め、自然豊かな地方に移住し、夏は登山冬はスキーと好きなことしかせずに非正規フリーター生活をしていたのがこの頃。

家計簿をつけ始めたのが2011年、投資活動を始めたのが2014年で、この3年間は家計をプラスにするための移行期間だった。

が、実際には火の車で、少ない収入からどう貯蓄をするか。ということばかり考えていたように思う。

2011年の年収は234万円で年間の収支は−16万円、

2012年は283万円で+30万円、

2013年は298万円で+20万円と、バイトを掛け持ちして収入を上げつつ、同時に支出を下げるという事をやっていった。貯金は50万円ほど。2歳下の妹がこの時点で300万円の貯金があることを聞いて驚愕したのを覚えている。

数字だけを見るとカツカツな生活に見えるが、独身だし衣食住には困らず好きなことだけをやり、好きなものを買い消費する。という生活は今思うとかなり幸せだったのではないかと思う。所帯を持った今では決して味わうことの出来ない生活だった。

家計簿をつけ始めると自ずと何にお金が消費されているか鮮明になってくるわけで、そのポイントを少しずつ改善していったのが初期の頃。自分の場合はとにかく買い物が多く、ひとつひとつは本気で欲しいと思い実際に買ってよかったモノばかりだったが、しかし明らかに収入と見合っていない量と額。振り返ってみると収入が倍になった今現在と同じかむしろ上回る額を買い物に費やしている年もあった。

そりゃあ貯まらない訳だ。

その辺りを自重するよう務めることで徐々に貯蓄体質が構築されていった。通信費はもちろん、なるべく自炊するようにしたり、時にはご祝儀をケチって友人の結婚式に参列しない。という間違った倹約をしてしまったのも今となっては思い出。

とにかく出来ることは全部やった。そんな記憶がある。

いざ資産形成、積立投資へ。

なんとか年間でプラス収支となる家計を作れたのは良しとして、しかしこのペースで現金を貯めていってもたかが知れている。と思い始めたのが2013年秋頃で、コツコツ貯金する以外の方法を模索し始めた。

そこで初めて、投資信託という存在、お金を働かせて殖やすという事、福利の効果というものを知り、のめり込むように知識・方法を習得して翌2014年初頭からNISA口座と個人型確定拠出年金(iDeCo)口座で積立投資をスタートさせた。

大げさに言えば、「人生が変わった」地点はこの2014年で、そこからの道が今現在に続いている。

2018年現在の全資産総額は約3,400万円ほどになり、2013年あたりは80万円しかなかったことを考えるととんでもない増え方をした。

と言っても、ちょうどこの5年間で父からの生前贈与が計500万円程あり、また、不幸中の幸いで交通事故慰謝料を1,300万円頂いたこともあり、3,400万円中1,800万円は他力によるもの。

しかし残りの1,600万円は自力(2016年以降は夫婦ふたり)で築き上げたことを考えると、まあなかなか頑張って来たかな。と率直に思う。

転職もしたし、結婚もした。今の所そのふたつのライフイベントは資産の形成にはプラスに働いていて、そのスピードは加速した。

兎にも角にもその全てのスタートはプラス収支家計の実現から始まったわけで、家計簿をつける。という行為は個人のお金管理の基礎の基礎。すべての土台だと感じる。

毎月の収支さえ分かれば方法は人それぞれ好きなようにやればよく、レシートを集めて月末に記録しても良し(しかしこれは大変だと思う)、ノートに手書きでもパソコンを使ってもスマホアプリでもなんでも良し。

とにかく目標は「毎月の収支」。それぞれ自分に合ったやり方を模索すれば良いと思う。

家計管理の一例。

ちなみに我が家のやり方は、

  1. Zaimアプリを夫婦それぞれのスマホにインストール
  2. ひとつのアカウントを共有
  3. 支出をすぐ、遅くともその日の内には入力
  4. 月末に各項目をエクセルに転記
  5. 年間の収支も把握

という流れ。ふたりでどれくらい使ったかを明確に把握して、それをエクセルに転記することで月ごとの推移、年間の推移を見える化。

キモは、お金を使った時、忘れる前にすぐアプリ入力をしてしまうこと、そしてそれぞれの使途に口出しをしないこと。目標は支出の見える化であって、お互いの使途の監視ではない。

やり方はどれでもいい。まずはとにかく家計簿という「資産形成の基礎」を体得して欲しい。

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