積立インデックス投資をスタートして9ヶ月。
順調に(ちょっとずつですが・・)資産も増えて来ている今日この頃です。チビチビ増えている含み益を眺めていると「あぁ始めて良かったなぁ」なんて思いますね〜
保有しているファンドは当然インデックスファンド(EXE-iも含め)のみですが、最近ちょこっとアクティブファンドも組み入れてみようかと画策しております。
いわゆる「コアサテライト戦略」ってやつですね。
インデックスファンドをコアに、アクティブファンドにサテライト投資。
コアサテライト戦略デビューに向けてのあれこれに宜しければお付き合いをっ。
なぜコアサテライト戦略がやりたいか。
なぜ?
そりゃあ答えはひとつ、「リターンを少しでも良くしたい」から。
毎月10万も20万も積立投資出来るならばインデックス投資のみで20年〜30年間の運用でも中々の資産を築くことが出来るでしょう。
しかしです。僕なんかは今のところ毎月数万円程度の積立が限界なんです。
※現在毎月6万円積立中。
資産を増やしたいならば積立元本を増やすかリターンを増やすかです。もちろん両方増やせればベストだけど・・・
将来的にはもちろん元本も増やしていくつもりではいるし、増やす努力も継続して行いたい。
が、当面は大幅に増やせるアテがない。
ならば早いとこちょっとでもリターンを上げる工夫をしておこうじゃないか。と思うに至ったわけであります。
コアサテライト戦略って?
一応おさらい。コアサテライト戦略とは・・・
コア・サテライト戦略とは、安定的に運用する「コア」部分と、積極的に運用する「サテライト」部分に分けて考えるもの。コアで中長期的な安定収益を期待し、サテライトではリスクをとって大きなリターンを狙います。
です。
コアの部分はインデックスファンドで安定的収益を。サテライトの部分はアクティブファンドで積極的収益を。
というのが一般的みたいですが、個別株に投資したり、FX等で高レバレッジ取引、なんかもサテライト投資に分類されるかもしれません。
要は攻めと守りの戦略ってことですね。
僕は基本的に「ほったらかし投資」が信条。手間をかけず時間をかけず毎月自動積立投資が性に合っているので、コアサテライト戦略も現在のポートフォリオの何割かをアクティブファンドに置き換えて引き続き積立投資。というやり方で実践したいと考えています。
既にサテライト投資済?
前述のとおり僕が現在保有しているファンドは全てインデックスファンド、及びインデックス風(?)ファンド(EXE-iのこと)です。
これに対して何割をアクティブファンドで運用するか。が、次の課題です。
と、ここで現在のアセットアロケーションを。
地域比、資産比は
このようになっています。
ご覧のように新興国株式に23.2%、REITに11.6%投資する配分になっています。
実はコアサテライト戦略について色々調べてみると、「新興国株式やREITもサテライト投資の部類に入る」との記述がちょいちょい見られました。
確かに他のアセットクラスと比べると両クラスともリターン・リスク共に高く、例えば国内債券・国内株式クラスのそれと比べれば圧倒的にサテライト的性格を帯びている。
どちらかと言えば積極的に攻めたい人が組み入れる資産クラスのイメージです。
これをもしサテライト投資とするならば僕の資産配分では既に約34%のサテライト投資を行っていることになる!
うーむ。。
これをコアと捉えるかサテライトと捉えるか。。どっちだ。。
んーーー「いや、コアでしょ!」
だって「これをコアとしてくださいね〜」的なバランスファンドだって最近では新興国クラスを取り入れてるし、REITも入ってるじゃないですか。
セゾンだって世界経済だってemaxisだってバランスファンドには新興国株だったりREITが入ってるじゃないかー( ・`д・´)!
参考: 悩み多きアセットアロケーション。バランスファンドも参考になるのでは?
そして新興国株にもREITにもアクティブファンドが存在するではないか。
ならば両アセットクラスのインデックスファンドはあくまでもコアと捉えて良いのではないでしょうか。
コアサテライト比率をどうするか。
肝心のサテライト比。
これにも諸説あるようで、「30%位が適当だ。」とか、「いや35%くらいでもいい。」とか。
結局は人それぞれの考え方、リスクの許容度次第ですかね。
僕自身は割りと積極的にリスクをとってリターンを狙いに行きたい性格。
35%をサテライト投資に振り分けても全然構わないのだが・・
さすがに新興国株やREITも保有しているだけにここは少し落ち着いてバランスを取ってみようかと思います。
という訳で全体の20%前後を目安にアクティブファンドへの投資を模索します。
投資価値がありそうなアクティブファンド探し
さて、次にアクティブファンド選びです。
一般的には「ほとんどのアクティブファンドがインデックスファンドに負けている」という事が良く言われます。
インデックスファンドに勝っているアクティブファンドは全体の3割前後に過ぎない。
これは紛れもない事実であります。
上記引用元の「ほったらかし投資術」でも客観的データと共にこの事実が示されています。
しかし逆に言うと3割のアクティブファンドはインデックスファンドを上回っている。とも言えますよね。
その3割前後しかないアクティブファンドには「投資価値がありそう」だと考えます。
繰り返しますが投資価値が「ある」ではなく「ありそう」です。
そのアクティブファンドがインデックスファンドを上回る実績を残したのは紛れも無い事実です。が、それはあくまで過去の出来事。過去の実績は未来の成績を保証するものでは全くありません。
いくら素晴らしい実績を残してきたアクティブファンドでも3年後にはボロボロの運用成績を記録するかもしれません。
逆に過去全く振るわなかったファンドが3年後には圧倒的なパフォーマンスを叩き出すかもしれません。
そうです、未来は誰にもわからないんです。
だからわざわざアクティブファンドに投資してリスクを高めるのは不合理なだけだ。インデックスファンドだけで充分だ。と言われるのです。それは全くその通り。
でも、僕はコアサテライト戦略がやりたいのです。。
じゃあどう選ぶ??
ではどうやってアクティブファンドを選べばいいのか。
ものすごく矛盾するようですが、結局は過去の成績を参考にするしか術は無いのではと思います。
そのファンドがどんなポリシーやコンセプトを持って運用するのか、どういう仕組で運用するのかはもちろんですが、やはり今までに一体どういう実績を残してきたのかを無視することは出来ないと感じます。
過去の成績を無視して未来の成果を予測するのは至難の業ですからね。
これはもうほぼ賭けみたいなもんですね。
伸るか反るか。信じるか信じないか。
結局は自分自身がそのファンドを信じて資金を託す事が出来るか否か。
最終的にはここに収束するのではないでしょうか。
ちょっと長くなったので具体的なファンド比較は次回に持越します〜