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BALMUDA SmartHeaterレビューその1:見た目&暖房能力

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高級扇風機で一世を風靡したバルミューダ。 そのバルミューダが昨年末、満を持して発売したのがこの「スマートヒーター」。今年2014年には「スマートヒーター2」としてマイナーチェンジ版のリリースも決定。

オイルヒーターの様に輻射熱で部屋全体をやんわりじんわり温める暖房器具。動力源は電気なので空気も汚さない。 他にもスマホと連携して操作が出来るとか、細かく出力をコントロールするから省エネとか、中々機能的な雰囲気。   その見た目とバルミューダのブランドにやられて昨年末の発売と同時に即ポチッと注文してしまいました。

金額約70,000円!高かった。。 家計的には2013年の買い物ランク第2位(金額的に)に該当する逸材でした。   今年の冬に向けて押入れから引っ張りだした所で、レビュー記事にして記録しておこうと思います。「もっとお金の話がしたい」的にはこうして買ったものはレビュー記事にして「買った感」をしっかり記録と記憶に焼き付ける事で財布の紐を固くしようという意図があります・・

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やっぱりカッコイイBALMUDA。

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うーむ、やっぱカッコイイですね。 ハッキリ言ってまずその見た目に一目惚れして買っちゃった部分もありますからね。実際の性能云々はひとまず置いといて、この見た目の迫力とか洗練された雰囲気、白を基調とした清潔感あふれるデザインは個人的にはだいぶツボです。

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↑左上の取っ手部分にはうっすらBALMUDAの刻印が。うっすらと言っても光の加減ではハッキリと見えるレベルです。

全体的な質感もサラサラとしたつや消し塗装で高級感があります。 「安くないよ!おれ。」 という主張が全身からにじみ出ているような雰囲気があります。正直ふつーの和室には合わなそうですが、ふつーの洋室には存在するだけでグッと部屋を引き締めてくれそうな見た目です。  

上面↓

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そして底面↓

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写真撮るために初めて底面を見ました。笑

ここにSmartHeaterの文字があってちょっと感動。こういう見えない所に気をつかう精神。好きです。  

四隅には小さいタイヤが配されています。これのおかげで前後の移動はとってもスムーズ。片手で問題ないレベルです。

がしかし。 このタイヤ前後方向にしか動かないので当然左右の動きは出来ません。それゆえ横に移動するには本体を持ち上げないと全く動きませんのでご注意を。 「どうせなら前後左右に動くようにすれば良かったのにー」と思いましたが、多分それだと動きすぎて逆に不愉快かもしれません。ちょっと触れただけで動いちゃう状態に成りかねませんからね。 これは考えられた結果なのかもしれません。

大きさ

思った以上にデカイです。 普通のティッシュボックスと比較↓

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寸法は幅578mm×高さ596mm×奥行き234mmです。 製品自体の重量は17kg、梱包状態では約20kgにもなります。

しかも梱包時は更に一回り大きい立派な状態になっていますので、配達時に例外なく「デカっっっ!!」と口走ってしまうので気を付けましょう。 僕はひとりで開梱出来ましたが、公式マニュアルでは「2人で行って下さい」と明記されています。

そしてその箱がなまじカッコ良く、更にしっかりしてるお陰でどうも捨てるのがもったいない。。。夏の保管時に利用してますけど、まあ邪魔ですね。

操作性

本体右側面の操作部↓

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基本的にこのダイヤルで全ての操作が完了するようになっています。 回して押して、回して押してで設定やら操作が完了します。 使い勝手は、、、まあまあ良好。

「・・・ええいっ!!使いづらい!!!このポンコツめが!」 とはなりませんでしたのでご安心を。

個人的には合格。むしろ慣れてくると全然問題ないです。 というか最初の設定さえ済んでしまえば後は温度の調整をする位しか操作を必要としません。その点ではこの大きめのダイヤルはダイレクトに温度調整が出来てとても使いやすい。  

ただその最初の設定(主にWi-Fi設定)はパスワード入力等を本体のみでやろうとするとかなり面倒くさい。ここはスマホアプリでやった方が断然快適に設定することが出来ました。が、その肝心のスマホアプリとの連携はもちろん最初に本体からやらねばなりませんけどね。

暖房能力

恐らくこれが一番気になる部分ではないでしょうか。 見た目も良くて、高性能っぽくてすごく好きなんだけど、、、実際どーなの??って。 Amazonなんかにはかなり辛辣なレビューもちょいちょい見受けられますが。。いくつか感想を。

住居環境

と言っても外気温、部屋の広さ、造り等で体感はかなり変わると思うので、まずは僕の住居環境を簡単にご説明。  

  • 外気温 最低−12℃

冬は必ず雪が降り積もる標高700m前後の山間部に住んでます。真冬は最高気温も氷点下。上がって−2℃位でしょうか。最低気温は大体−10℃前後、寒波が来ちゃうと−15℃を下回ることもあるような環境です。  

  • 鉄筋コンクリート造、北向き

鉄筋コンクリート造の賃貸住宅のため気密性は良い。はず。窓は一応二重になってます。が、完璧に北向きの部屋の為日中でもかなり寒い。  

  • 間取り 約12畳

スマートヒーターを使っている部屋は約12畳程。フローリングです。   このレビュー記事は以上のような環境での使用を元にしてますので予めご了承を。

どんな暖かさを期待する?

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そもそもオイルヒーターとかこのスマートヒーターとかの「輻射熱でじんわり暖める」コンセプトの商品にどれだけの期待をするかで、その感想はだいぶ違ってくるのではないかと思います。 デロンギ等のオイルヒーターは使ったことが無いので比較はできませんが個人的な感想を言えば、 「まあこんなもんだろ」 ってなもんです。

  そもそもの仕組みや目的が違うのでファンヒーターやハロゲンヒーターの暖かさと比べるのはナンセンス。

  • ファンヒーターはスピーディに部屋の温度を上げてくれる。
  • ハロゲンヒーターは部屋全体の温度を、と言うよりは近くで直に暖を与えてくれる。

暖房器具としてのこういう能力を重視するならスマートヒーターは止めといたほうが良いでしょう。 というか秋口や春先は別として真冬をスマートヒーターだけで乗り越えよう、既存の暖房と置換えよう。と考えるのは酷かもしれません。てか多分ムリです。  

ファンヒーターやハロゲンヒーター、エアコン等のデメリットをスマートヒーターで補うつもりで使うのが個人的には適切です。

  • ハロゲンヒーターじゃ部屋全体は暖まらない
  • エアコンやファンヒーターだけじゃ足先手先がどうも冷える
  • 空気が汚れて頭がボーっとしてくる

こういうデメリットはそのままスマートヒーターのメリットになります。逆に言うとファンヒーター・ハロゲンヒーターのメリットはスマートヒーターのデメリット。 上手く組み合わせてハイブリッド暖房にするのがスマートヒーターの賢い使い方だと考えます。

「あったかい」より「寒くない」

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「オイルヒーターの約5倍の立ち上がり」と宣伝されてるだけあって、スイッチON後5分も経てばラジエーター表面の熱を充分に感じるようになります。 10分もすればほぼ熱々。   30分もすれば部屋全体の温度上昇を感じることが出来ます。

ただこれはもう感覚的な事ですが、この暖かさは、 「あったかい!」と言うより「あ、寒くない と表現するほうが適切な程、じんわりやわりとしたモノです。 

 わかります?この微妙なニュアンス。  

暖房って聞いてファンヒーターみたいなゴォーっとした暖かさを想像してはだめです。 例えるならそう、温泉行って35℃くらいのぬる湯につかった様な感じです。

最初は「ぬるっ!」って思っても長時間入ればじっくり暖まる感覚ありますよね、そんな感じです。   これが人によっては「期待はずれ!」「全然暖かくない!」「ポンコツ!」と表現される所以でしょう。   かと言ってOFFにすると確かに寒い。 「あ、ちゃんと効いてたんだ」と実感できます。  

帰宅1時間前にタイマーON設定をして帰宅すると「あったか~い!」とは言えないものの、「あ、なんか寒くないな」と感じることが出来ます。 温度設定にもよりますが基本的にこういう性能というか性格の暖房器具だということを理解してあげて下さいね。決して悪い奴じゃないんで。   ちょっと長くなったのでパート2へ続きます

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