こんにちは、雑食投資家のモッティです。
キャピタルゲインを狙うのか、インカムゲインを狙うのか。
米国株に集中するのか、新興国や日本株にも分散するのか。
個別株比率を高めてアクティブにいくのか、インデックス投資に徹するのか。
投資にはいろんな「方針」「軸」がありますが、そのいずれも未だ明確に決めきれていない私モッティです。
そんな私ですが、新規銘柄投資を行いましたのでご報告です。
アルトリア・グループ(MO)は言わずとしれた高配当株。
この度新規投資を行ったのは、米国タバコ株アルトリア・グループ(MO)株です。
昔はフィリップモリスでしたが、フィリップモリス本体をアメリカでの訴訟リスクと切り離すために分離、米国内でタバコの製造販売を主業とする企業となりました。
タバコが中毒性のある嗜好品であることや、新たな設備投資や研究開発をほぼ必要としない商品であることでキャッシュフローは極めて安定。
自社株買いや配当という「株主還元」に積極的で、かれこれ50年以上(!)増配を続けている高配当株。配当狙いの投資では必ずと言っていいほど候補に上がるお馴染みの銘柄です。
私、モッティ。年齢は36歳。
残された「時間」という意味ではまだまだ長期投資でキャピタルゲインを狙ってもなんら問題ないとは思います。
と同時に、配当という確定収益を得て投資収益の目論見をある程度正確に計算していきたい。とも考えるようになってきました。
というのも来年第一子が誕生することが最近分かり、サラリーマンとしての働き方も自己改革しようと考え中。いわゆるリスク許容度も微妙に変化し始めていることも最近は感じています。
かといって高配当株がディフェンシブで安定銘柄だとも思っていませんが、将来の爆発的成長を期待したグロース株投資や、SPXLなどのレバレッジ系ETFへの投資よりは比較的安定的に収益を計算できると考えています。
現在の資産配分

なんて思ったりしますが現状の配分はこのようになっており↓
新興国や日本株への可能性も捨てきれていないのが現状です。
しかしまあ、相変わらずの雑食感というか、まっったく方針や思想を感じられないポートフォリオですねww
AMZN、NVDA等々グロース株もあれば、日本株アクティブ投信もあり、レバレッジETFもあり、高配当ETFや個別株もあり、NASDAQ100 ETFのQQQや新興国株、新興国個別株・・・・・
ごっちゃごちゃ!
投資を始めて早5年。常に変化し続けてきた我がポートフォリオ&資産配分。かっこよく言えば「変化」ですが、要はその時々の「流行り」を追従してきただけなのかもしれません。ダサい・・。
まあいい。自分のお金をどうこうしようが勝手だ。とは思いつつ、あまり人の参考にはならないだろうと危惧してはいます。はい。
アルトリア・グループ(MO)の株価推移。
少々脱線しましたが、アルトリアのこれまでの株価推移を見てみましょう。
2001年頃からの長期チャートです。
にしてもリーマンショック時の下げ方凄まじいですね・・。恐ろしい。。
しかし、以後は順調に上昇を続け2017年あたりでピーク。現在は2015年あたりの水準にまで下がってきています。今後の展開は・・それは誰にもわかりませんが、訴訟大国アメリカでタバコ業を営むということは常に訴訟リスクを抱え込むことになり、また「株式投資の未来」の中でジェレミー・シーゲルも述べたようにタバコ業界は常に規制との戦いです。
しかし、その訴訟リスクやら規制リスクと常に戦いながらも最高のリターンを叩き出してきたのがアルトリア(フィリップモリス)という企業です。
と、いうことで今後の株価はどう動くかはわかりませんが、株価が下がっても配当利回りが上がることでプロテクターとなり、株価が上がれば配当利回りは下がりますが、その分キャピタルゲインを手にすることができます。
買値は40.65ドル。配当利回り8%を超えたポイントだったのでまあまあいい所で買えたのではないでしょうか。
配当利回りで買い時を判断するのもありかも。

MOの配当利回り・株価・配当金額
こちらは2015年9月から2019年9月までのアルトリアの配当利回り、株価、配当金額のチャートです。
配当金額の棒グラフを見ても分かるように、ここ4年の間に5回増配しています。頼もしい限りですね。
そして配当利回りは配当÷株価なので、当然株価が下がっている局面で増配すれば配当利回りはぐんと高まります。その状態が19年9月ですね。0.84ドルに増配しながらも株価は40ドル前後に下がっているため、利回りはグンと8%を超えてきた状況です。
逆に言えば、配当利回りが高まっている時は株価が割安に転じている時。とも言える訳ですよね。
株価40ドルからさらに下落する可能性も当然あるわけですが、しかし高い配当利回りが下支えして意外と下がらないのではないか。なんて私モッティは感じましたが実際どうなるでしょうか。