僕は老後資金の確保を目的に、確定拠出年金という国の制度を利用しています。
確定拠出年金おさらい。
確定拠出年金の仕組みについて一言で表すとすると、
「資金の運用に対する責任は自分で負ってください。その代わり色々と税制面で優遇しますから。」 という感じでしょうか。
運用の仕方次第では公的な年金制度や民間の個人年金等よりも効率良く老後資金を確保できる大変良い制度だと思っています。
掛金は全額所得控除になり節税効果も抜群ですしね。
この制度には個人型と企業型があります。
自営業者や厚生年金に加入していない会社員等は国民年金制度の中では 「第一号被保険者」と呼ばれ、これに該当する人は個人型確定拠出年金に加入することができます。
僕もこの「第一号被保険者」に該当するので個人型に加入しています。 個人型は毎月68000円(付加年金保険料も払っている場合は67000円)を上限として掛金を拠出することが出来ますので、僕も頑張って上限ぎりぎり拠出していました。
参考:確定拠出年金、今月の掛金67000円を拠出しました。正直しんどい
ですが、やっぱりちょっとやり過ぎ感が否めないので減額することにしました。 すみません。。
減額の理由は?
4月からはご存知消費税アップで家計の負担増。
このまま67000円を拠出していくと、2014年は現金を全く残せないどころか大幅に貯金を切り崩すことになってしまいます。 そのことも「貯金を投資に振り分ける」つもりで頑張る。と以前の記事には書いたのですが。。
何かあった時の生活防衛資金、120万(半年分の生活費)も貯まってない状況ですし、 やっぱりそれは本来あるべきやり方ではないなと反省。 早々ですが方針転換することにしました。 そしてもう1点、 将来の年金受取見込み額も含めた老後の必要資金を試算した結果、毎月約36000円程を積立ていけば必要最低限の資金は確保出来ることがわかりました。
参考:複利のパワーで毎月の積立額を試算したら、老後の生活にだいぶ希望が見えてきた!
36000円、キリのいいところで40000円。まずは積立てることにします。 ホントはこういう事を先にやってから積立額やポートフォリオを決定していくべきだと思うんですが、僕、かなり順番が逆ですね。。
というわけで、 来月より毎月40000円の掛金に変更予定。既に掛金変更届けも郵送しました。
アセットアロケーションに関して。
少し前に全体のアセットアロケーション=資産配分を以下のように変更しました。
参考:資産配分がわからないので、8資産分散投資に変更します。
この資産配分に沿うように確定拠出年金で40000円、 NISA口座内で20000円の計60000円を毎月積み立てる予定です。
上記の資産配分の内40000円分を確定拠出年金に振り分けると 以下のようになりました。
積立ファンドは
- EXE-iグローバル中小型株式 9000円
- EXE-i先進国株式 4500円
- EXE-i新興国株式 12000円
- SBI TOPIX100インデックス 10000円
- 野村先進国債券ファンド(DC)4500円
です。 ファンドを選んだ基準は、1にコスト、2にコスト、3にコストです。
確定拠出年金内で用意されているファンド、NISAで購入出来るファンドの中から よりコストが低いファンドをそれぞれに振り分けた結果、確定拠出年金では上記のファンドを購入するに至りました。
むしろ確定拠出年金をSBIで開いた理由も上記の低コストファンド 「EXE-iシリーズ」があるからでした。
コストは確実にリターンを押し下げますので、可能な限り低コストを目指すのがより良いリターンを得るためにはかなり重要だと思っています。 この観点から、コストが高くなるアクテイブファンドではなくインデックスファンドを選択しています。
結果、かなり株式に偏ってしまいましたが全体のバランスを取る上ではしょうがないかなと思います。
今後もし掛金を増やせる様になった時は、全体のバランスを考慮した上で、 他のファンドも組み入れていければと思います。 確定拠出年金のコストである信託報酬は「暫定」0.36%程。
ただし、EXE-iシリーズはまだ販売開始から1年経っておらず、 正確なコストがまだ把握できません。 恐らくもう少し上がると思いますので、暫定としました。