先月2月の運用パフォーマンス測定を「激動のコロナショック!」というタイトルでお伝えしましたが、どうやら今月3月が本ちゃんでした。
いや、もしかしたら来月4月にもっと下がったりして・・・。
と、情勢は刻一刻と変わり、全く読めない展開が続いていますが、恐る恐る2020年3月の運用パフォーマンスをまとめてみました。
コロナショック最中の2020年3月の運用パフォーマンス
それでは概要を
2020年3月運用パフォーマンス
- 運用総額 27,311,963円
- 収益額 −3,214,802円
- パフォーマンス -11.57%
- 配当収入 6,644円
パフォーマンスは-11.57%、収益は-321万円オーバーで当然ながら大きくマイナスしています。
が、、、

というのが率直な感想です。
実は2018年10月や12月の下げのほうがそれぞれ-12.91%と-13.97%と数字的には大きかったです。(かなり意外)
S&P500を見てみると、3月24日あたりに一旦底をつけ、3月末時点ではある程度株価が回復しています。
その段階でのパフォーマンス測定だったのでこの程度で済んだのでしょう。下落の最中であれば、もっと酷い数字が出ていたかもしれません。
加えて、今回の暴落では主にハイテク株周辺にて市場平均より下げなかった銘柄が多々あります。
例えば、保有株の中では唯一プラスを記録したアマゾン(AMZN)や、ハイテク銘柄が多いNASDAQ100指数をベンチマークとするQQQは-7.29%と、VOOの-12.18%を大きく上回る成績を残しています。
特にアマゾンはこの環境下で大活躍ですね。アメリカでは逆に人手が足りず、どんどん雇用を増やしている状態。
私のポートフォリオにおいては唯一の「ディフェンシブ銘柄」として下支えの役割を果たしました。
他にも、暴落の最中に買い付けたオイルメジャーのロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)が早くも+50%の上昇を見せたことや、意外と下げなかった日本株(TOPIXは-5.98%)の中でも「守りながら殖やす」の言葉通りに機能しているひふみ投信(-2.40%)等々、この状況下でもキラリと光るパフォーマンスに助けられた結果となっています。
と、3月単月で見れば上々の結果に見えますが、先月からの続きで見ると、額もパーセントも大きく下がっている現状も忘れずに。。
対インデックス成績
我がポートフォリオとインデックスポートフォリオとの比較です。
- 先進国株式(eMAXIS Slim米国株式) 50%
- 日本株式(eMAXIS Slim TOPIX) 20%
- 新興国株式(eMAXIS Slim新興国株式) 20%
- 仮想通貨(ビットコイン)10%
インデックス投資90%+仮想通貨10%で投資していた場合とのパフォーマンスは、、、
インデックス -13.03%
我がポートフォリオ -11.57%
と、今月も勝利しています。
累計です↓

今年に入ってから徐々に差が縮まってきましたが、こうして見ると増えているようで実はあまり増えていないのが現状。インデックスに勝てる日は果たして来るのか。
今月の新規投資。総額546万円。
さて、待ちに待った暴落だったので、今月は多くの資金投入を行いました。
その内訳です。
- バンガードエネルギーセクターETF(VDE) 199万円
- ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B) 89万円
- Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF(SOXL) 86万円
- バンガード情報技術セクターETF(VGT) 58万円
- ウエストパック銀行(WBK) 56万円
で、計546万円です。
買付のタイミングが正しかったのかは、、未だにわかりません。
が、大きく下落してる事は間違いない中で勇気を出して何回かに分けて購入しています。特に歴史的原油安で大きく下落したエネルギーセクターに多くの資金を投入しました。配当利回りも10%を超える「異常な」水準に達したので購入。
今回の原油価格下落はコロナの影響に加えて生産国どうしの覇権争いに発展したことで引き起こされています。需要が回復し、正常な状態になればある程度は戻る・・・でしょう。
すでに500万円を超える大金を投じてしまいましたが、今後二番底、三番底が到来したときの為に余力はもう少々残しています。
現金も含めた全資産割合はこちら↓
現金比率は24.4%、額にして約900万円。
ただ、ここには生活防衛資金も含まれており、尚且今年中に妻用のクルマを買い換える必要があることから合わせて600万円弱は投資には回せないお金です。
とすると純粋な投資余力はあと300万円ほど。
この300万円をいつ投じるか、が目下の悩みですね。結局はアメリカの状況に引きづられるので、感染者数の推移や原油価格の動向、各種経済指標等々は注意して見ていかければなりません。
4月なのか・・・あるいはもっと先か・・・。