2014年に投資を初めて以来、恐らく「初めて」の大きな下落相場。
振り返れば2015年のチャイナ・ショックもあるにはあったにせよ、当時とは運用額も大幅に増えてる上、個別株比率も高まっていてポートフォリオ全体のボラティリティが明らかに違う中での下落相場体験。
たしか8月、9月頃には現金含めた全資産が3,500万円弱はあったところ、直近では2,800万円を切る場面もあった訳で、ざっと概ね700万円ほど資産が減少していることになる。
なかなかエライことになっている我が投資活動。とりあえず激動の12月運用パフォーマンスを測定!
2018年12月度の運用パフォーマンス。
2018年12月運用パフォーマンス
- 運用総額 20,930,555円
- 収益額 -3,393,693円
- パフォーマンス -13.98%
12月の運用結果はこのようになりました。10月に同規模の下げ、11月は微増して12月に再び大きな下げ。ということで、この3ヶ月で約644万円の資産減少。率にして約25%の大幅下落となっています。大暴落です。とんでもないです。
ちなみに12月度のS&P500のパフォーマンスは−9.18%。現在、米国株100%運用をしている訳ではありませんが、世界随一の市場平均にはまたもやガッチリ負けてしまいました。6月からこのパフォーマンス測定をしていますが、S&P500に勝てたのは1回だけ。しかも約1%ほど上回っただけでした。
もうS&P500集中投資でいいんじゃね!?
各アセットごとのパフォーマンス
米国株
資産額 10,300,931円
収益 -1,533,469円
パフォーマンス -12.99%
日本株
資産額 4,635,912円
収益 -1,238,912円
パフォーマンス -21.09%
新興国株
資産額 6,543,744円
収益 -620,978円
パフォーマンス -9.48%
現在投資している米国株・日本株・新興国の各アセットごとのパフォーマンスは以上の通り。もうフルボッコです。この中では新興国株が最も良く(?)、-9.48%の下げに留まりました。今月はとにかく日本株、そのうちの個別株の下落が酷い。メルカリやらエーアイやらが前月比-30%-40%という下げ。噂のひふみ投信はそれでも前月比-12%程の下げです。
つくづく個別株のボラティリティは大きいなと。当然だけど。
今こういう状態になって振り返ってみればメルカリやらエーアイやら、「なんで買ったんだろう?」と。余力があって、市場が右肩上がりの中で、深く考察もせず買い付けに走ってしまった感は否めず、今になって思えば冷静さを欠いていた。と言わざるを得ない。ああいう状態の中での自分の決断なんてホント当てにならないなと痛感している所であります。
資産配分&ポートフォリオ
上記の結果を反映した、最新の資産配分&ポートフォリオ。
日本個別株クラスの減少により、全体に占める日本株比率が下がりました。よって今月はひふみ投信、ジェイリバイブへのスポット買い付けを実行予定です。
しかしそのひふみ投信も最近はTOPIXをアンダーパフォームし、やいのやいのの怒号が飛び交い「ひふみはもう市場平均並の成績しか出せない」などと言われております。こうなると何もかも信じれなくなりそうですが、自分としては「市場平均が確保できるならいいや」と半ば開き直り、投資を続けることにしています。
そしてご覧の通り、全体的に個別株比率が高め、そして銘柄数も多すぎです。当然ながらここ数ヶ月の資産減少を加速させたのはNVDAでありAMZNでありメルカリであり、個別株が大きく足を引っ張りました。
本当にいい投資、いいポートフォリオかどうかは、上昇相場と下落相場をセットで経験して初めて判断出来ることだと感じます。投資活動を2014年に始めてこの方しばらく上昇相場しか経験して来なかった訳で、ここ数ヶ月で初めて下落相場を体験しているといっても過言ではありません。
長い上昇相場で構築していったポートフォリオで下落相場を迎えて感じたことは、、全然イケてないな。と。例え上昇相場で市場平均を大きく上回ったとしても、結局下落相場で大きく下回るのならそれは全然イケてないポートフォリオです。
市場平均は偉大。市場平均は強し。
インデックス投資比率を下げ、個別株比率を上げることはつまり市場平均への戦いを挑む事を意味する訳ですが、この点において完全な敗北を喫しています。つくづくイケてない。
結局のところ、自分という人間は誠に欲深いのだと。あれやこれやそれやと、目ぼしい銘柄に飛びつき、結果としてこのとっ散らかったポートフォリオ。
まずは徐々に個別株比率を下げる。と言っても今は売り時ではない。と判断して、新規入金はファンドとETFのみに。何年後かわりませんが、売却のチャンスはきっと訪れるでしょう。そのチャンスを正しく掴む自信はあまりないけど、、、上手く上昇した段階で売却、リバランスに当てたい所です。
投資って・・・本当に難しいものですねぇ。来月はどうなることやら。