個人型確定拠出年金、手数料重視ならSBI証券かスルガ銀行の2択。

公開日: : 最終更新日:2014/06/21 投資, 確定拠出年金 , , ,

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個人型確定拠出年金口座をどの金融機関に持つか。

これから始めようとしている方々にとっては多いに悩む所だと思います。

それもそのはず、個人型確定拠出年金の運営管理機関となる金融機関は都市銀行、地方銀行、証券会社、保険会社等、実に70弱にもなります。

ですが、ある基準でふるいにかければ実質的に選択肢はスルガ銀行とSBI証券の2つしか残りません。

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コストを抑える

その基準とはずばり、

手数料。

 

通常の口座やNISAでの資産運用とは違い、個人型確定拠出年金には毎月必ず手数料というものが発生します。

厳密に言うと、毎月掛金を拠出しながら運用する場合と掛金の拠出をストップして運用のみ行う場合とで発生する手数料が違います。

が、恐らく前者の拠出しながら運用するパターンが多いと思うのでその手数料について。

 

まず毎月必ずかかる手数料として

  • 国民年金基金連合会へ 103円
  • 資産管理手数料として 64円

があります。

この2点に関してはどの金融機関を選択しても必ず発生する部分。

 

問題は、上記の2点に加えて運営管理機関手数料として各金融機関が徴収する手数料です。

こちらは各金融機関によってまちまち、下は0円から上は400円を超えるものまであります。

手数料が0円は実に2機関だけ

そう、この運営管理機関手数料が0円になる金融機関がスルガ銀行とSBI証券の2つだけしかないのです。

ただ1点注意が。

スルガ銀行、SBI証券共に資産残高が50万円以上の場合のみ0円になります。

 

毎月4万円積立てるとすれば13ヶ月目には50万円を超えるので、それ以降0円になるということになりますね。

 

運営管理機関手数料が0円になれば、毎月かかる手数料は冒頭2点のみで計167円となります。

そのわずかな差をどう捉えるか

「運営管理機関手数料っつったって、高くてもたかだか毎月400円ちょいでしょ?」

と、思いますよね。

でもよーく考えて。確定拠出年金を利用するということは60歳まで毎月掛金を拠出するかもしれませんよね、「自分年金づくり」ですから。

あなたが今20代30代だとして60歳までの毎月400円の手数料を払うとしたら総額いくらになるでしょうか。

 

ちなみに僕、今31歳。

これから60歳まで毎月400円の手数料を余計に払うとすると、、、

400円×12ヶ月=4800円

4800円×29年間=139200円

約14万ですね。

 

14万。。大きいと思いますか?小さいと思いますか?

販売手数料として考えてみる。

最近の投資信託ではすでに常識ですが、購入時手数料0%のファンドは数多くあります。

とは言ってもまだまだ1%〜2%の購入時手数料を徴収するファンドが更に多くあるのも現状です。

 

僕は当然、購入時手数料0=ノーロードのファンドしか購入していませんし、

多くの方がそうであるようにノーロード以外のファンドを選択するなんてナンセンスだと思ってます。そうですよね?

 

確定拠出年金の手数料を購入時手数料と考えて、それが一体何%になるのかを考えてみました。

毎月400円の余計な手数料が毎月の掛金に対し何%になるかと言うと・・

  • 掛金20000円なら2%
  • 掛金30000円なら1.3%
  • 掛金40000円なら1%
  • 掛金50000円なら0.8%

 

どうでしょうか、毎月掛金50000円でも0.8%の購入時手数料を払ってるようなもの。

20000円ならばなんと2%に相当します。

もっとそういう金融機関が増えるべき

確定拠出年金内で低コストなインデックスファンドを選択しながら、しかし一方で手数料が1%〜2%余計にかかってるとしたらまさしく本末転倒ではないでしょうか。

コストをより低く抑えて少しでも将来のリターンを稼ぐことがインデックス投資の醍醐味だとしたら、こういう余計な手数料は決して無視出来ない部分です。

特に「老後のための自分年金づくり」という長い時間を必要とする確定拠出年金だからこそコストは出来るだけ抑えたいものです。

 

そういう意味ではあれだけ多くの運営管理機関がありながら、

運営管理手数料0円の金融機関が2つだけというのも随分解せない状況です。

もっと顧客目線にたって戦略を改めて欲しいもんですね。

今後増えることを期待します。

スルガ銀行個人型確定拠出年金ファンドラインナップ

スルガ銀行 信託報酬
国内株式 トピックス・インデックス・オープン(確定拠出年金向け)

0.6156%

DC・ダイワ・ストックインデックス225(確定拠出年金専用ファンド)

0.5616%

ラッセル日本株式マルチ・マネージャー・ファンド(確定拠出年金向け)

1.67%

フィデリフィ日本成長株ファンド

1.75%

DC・ダイワ・バリュー株・オープン(愛称:DC底力)

1.596%

DCニッセイ日本勝ち組ファンド

1.11%

国内債券 年金積立インデックスファンド日本債券

0.49%

シュローダー年金運用ファンド日本債券

0.64%

外国株式 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド

0.86%

ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド

1.57%

朝日Nvestグローバルバリュー株オープン

1.95%

新興国株式 JPM・BRICS5・ファンド(ブリックス・ファイブ)

2.07%

ダイワ・チャイナ・ファンド

1.64%

JPMインド株アクティブ・オープン

1.97%

年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式

0.69%

外国債券 ダイワ投信倶楽部外国債券インデックス

0.70%

グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)

1.35%

ニッセイ/パトナム・インカムオープン

1.66%

ニッセイ/パトナム・ユーロインカムオープン

1.29%

新興国債券 年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券

0.66%

バランス型 マイストーリー(DC)株25

1.15%

マイストーリー(DC)株50

1.20%

マイストーリー(DC)株75

1.30%

年金積立グローバル・ラップ・バランス(安定型)

1.19%

年金積立グローバル・ラップ・バランス(安定成長型)

1.30%

年金積立グローバル・ラップ・バランス(成長型)

1.40%

年金積立グローバル・ラップ・バランス(積極成長型)

1.57%

年金積立グローバル・ラップ・バランス(積極型)

1.67%

国内REIT 野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)

1.03%

外国REIT DCダイワ・グローバルREITインデックスファンド

0.57%

SBI証券個人型確定拠出年金ファンドラインナップ

SBI証券 信託報酬
国内債券 野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)

0.59%

国内株式 朝日-日経平均ファンド

0.55%

日経225ノーロードオープン

0.84%

MHAM TOPIXオープン

0.70%

SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>

0.26%

フィデリフィ日本成長株ファンド

1.75%

三井住友・バリュー株式年金ファンド

1.4040%

DCグッドカンパニー(社会的責任投資)

1.5336%

外国債券 EXE-i先進国債券ファンド

0.45%

野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)

0.23%

グローバル・ソブリン・オープン(DC年金)

1.35%

外国株式 EXE-i先進国株式ファンド

0.36%

EXE-iグローバル中小型株式ファンド

0.52%

三井住友TAM-DC外国株式インデックスファンド

0.86%

新興国株式 EXE-i新興国株式ファンド

0.44%

シュローダー-BRICs株式ファンド

2.03%

バランス型 セレブライフ・ストーリー2025

0.71%

セレブライフ・ストーリー2035 

0.74%

セレブライフ・ストーリー2045

0.75%

セレブライフ・ストーリー2055

0.72%

DCニッセイ/パトナムグローバルバランス(債券重視型)

1.188%

SBI資産設計オープン(資産成長型)(愛称:スゴ6)

0.73%

コモディティ ダイワ/”RICI(R)” コモディティ・ファンド

1.91%

国内REIT MHAMJ-REITアクティブファンド(DC年金)

1.08%

外国REIT EXE-iグローバルREITファンド

0.42%

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Comment

  1. イナバカズヒコ より:

    はじめまして、こんにちは。
    確定拠出年金の運営管理機関を決めかねている状態でして、管理人様のサイトで勉強をさせていただきました。信託報酬や管理手数料の比較、ものすごくためになりました。ありがとうございました。
    現状、信託報酬の低い商品を揃える野村か、管理手数料が安くてラインナップもまずまずのSBIかどちらかに申し込もうと思っているのですが、じつはもう1社、J-PECというところも気になっています。管理人様はこのJ-PECという会社について、何かご存知でしょうか?管理人様のように運営管理会社の比較をしてくださるサイトを他にも拝見したのですが、このJ-PECという会社がまったく触れられていないのです。手数料、商品ラインナップともに野村以上で、非常に魅力的なのですが、ブロガーの皆さんに全く触れられていないのがとても気になります。もしJ-PECについて、何かご存知でしたら教えて頂けると幸いです。お忙しいもうしわけありません。

    • モッティー より:

      こんにちは、返信遅くなりました。

      コメントありがとうございます! 
      個人型確定拠出年金の運営管理機関ラインナップはかなり地味な記事なんですが、かなりの時間を要したので自分的に力作ではあります 笑
      少なからずお役にたったようで嬉しいです。

      J-PECという機関。
      初めて聞きました! もしかしたら最近運営管理機関に追加されたのでしょうか。
      例のラインナップ記事を作成した時点では無かったように思います。もしくは見落としたか・・
      教えて頂いてありがとうございます。

      早速見てみましたが・・
      SBIやスルガのように手数料の優遇は無いようですが、国内株・債券、外国株・債券、そして新興国株の計5クラスにインデックスファンドの設定があるようで興味深いですね。

      確かに全く誰にも触れられてないみたいです 笑

      • イナバカズヒコ より:

        管理人様、お返事ありがとうございました。
        J-PECのラインナップ、おっしゃる通り、各クラスにインデックスファンドの設定があって、信託報酬がかなり低いのです。

        国内株式(TOPIX) 0.27%
        国内債券 0.168%
        先進国株式(MSCI-KOKUSAI) 0.27%
        世界株式(ACWI) 0.27%

        これで詳しい方々のおすすめがあれば飛びつきたいのですが、まったくコメントが見当たらず疑心暗鬼になっております。。わたしが飛び込んで道を切り開ければよいのですが・・・(笑)。すぐに人に聞いてしまうのも情けない所です。

        • モッティー より:

          確かに低いですね!

          誰も全く取り上げていないのはそれだけ利用者が少ないということでしょうか。
          そうだとすると、個人型確定拠出年金のプラン自体がちゃんと存続してくれるかが心配ですね。
          あと、ファンドの資産規模もきになるところです。

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