マイ資産配分が債券比20%でハイリスクな理由。無リスク資産も含めた考え。

公開日: : 最終更新日:2015/02/05 守りについて, 資産, 資産配分・ポートフォリオ

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先日コメント欄より以下の様な質問がありました。

アセットアロケーションを見せて貰ったのですが、ずいぶん株式が多いという印象です。
REITもそれなりの比率で入っていますし、一番の安全資産である日本国債は6.7%とかなり少ないと感じました。

このようなハイリスクなアセットアロケーションにしているのは、どのような理由からですか?

うむ。確かに。我ながらかなりハイリスクなアセットアロケーションを自負しています。

そういえば自分の安全資産、いわゆる無リスク資産について書いた事が無かったな〜と思い立ち、

質問への回答になるかわかりませんがこの辺りをまとめてみたいと思います。

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アセットアロケーションは無リスク資産も考慮して

山崎元氏の著書の中でもよく言われていることですが資産運用においてはまず自分の全資産を、

  • リスクにさらしても良いと考える資産(リスク資産)
  • リスクにさらしたくない資産(無リスク資産)

の2つに分ける事が推奨されます。

 

無リスク資産はその名の通りリスクのない(元本が保証される)普通預金・定期預金・MRF・個人向け国債等で運用し、

リスク資産については自分が好むアセットアロケーションを決めてそれに沿って運用するのが一応のセオリーと言われています。

つまり当ブログでも度々お伝えしている僕の資産配分・アセットアロケーションというのはリスク資産と無リスク資産に分けた内のリスク資産のみの配分の事を指す訳であります。

 

で、そのリスク資産の配分も無リスク資産をどれくらい用意してあるかによってまた全然見方・考え方が変わってくる訳です。

ですので、リスク資産の資産配分をお伝えする際には合わせて無リスク資産の状況もお伝えしていかないと・・・・

参考にするにもいまいちわからないんじゃ!?

と今さらながら反省。

 

という訳で今回は僕自身の無リスク・リスク資産のことを色々と説明していきます。

現在の総資産状況

では早速僕の全財産、総資産状況をご覧下さい↓

スクリーンショット 2014-12-24 15.13.40

現時点での最新値です。

全財産388万円!!

個人的には、「31歳独身男子としてどうなのマジで・・」って言いたくなる金額です。

しかも生前贈与分も含めてこれ。。反省。これから増やします。

 

さておき。

ご覧のように無リスク資産56%、リスク資産44%という比率です。

 

現時点では、31歳独身としては充分な無リスク資産があると考えています。

そしてまさしくこれがリスク資産部分で多めにリスクを取ってもいい理由・根拠であると思うのです。

 

リスク資産44%の内訳が以下になります↓

スクリーンショット 2014-12-24 15.19.33

はい、ここで初めて資産配分・アセットアロケーションが登場する訳ですね。

 

※ちなみに最近リバランスしたばかりなので、ほぼ限りなくこの目標比率の通りの実績になっているはずです。

参考初めてのリバランスを兼ねて今年のNISA非課税枠を使い切りました。

 

無リスク資産が56%ありながら更にリスク資産部分でも比較的低リスクな債券クラス(完全な無リスク資産では無いと考えているのでリスク資産に分類)を多めに保有することは、ちょっと守りに入り過ぎな気がするんです 笑

 

極端な事を言えば、リスク資産では一切債券クラスを保有せず100%株式&REITで構成しても良いと思っています(現に山崎氏はリスク資産株式100%を推奨)。がしかし、債券クラスも少しは入れた方が相関の関係でアセットアロケーション自体の効率が良くなるという理屈で取り入れています。

(※この点で言うと国内債券クラスが最も望ましいとされる。)

生活防衛資金

もう一つ資産運用のセオリーとして言われることに生活防衛資金があります。

これは万が一収入が途絶えたとしても数ヶ月〜2年は生活していけるだけの資金の事をいいます。

 

当然人それぞれ生活にかかるお金は違う上、その何ヶ月分を生活防衛資金として設定するかも考え方次第です。

 

例えば僕の場合は生活費の6ヶ月分を生活防衛資金として設定しています。

毎月20万円もあれば充分に普段通りの生活(積立投資も)出来、生活に支障をきたすことはありませんので20万円×60ヶ月=120万円程。

 

で、本来はこの生活防衛資金、無リスク資産には含まないとされていますが、僕は含んで良いのではと考えています。

 

年齢にもよりますが、例えば20代30代の人間にはまだまだ稼ぐ力(人的資本)が存分にあります。もちろん50代60代だと話は違ってきますが、まだまだ働き盛りの若年世代においては無リスク資産自体の設定も少なくて良いはず。

そう考えると生活防衛資金=無リスク資産とまでは言えなくとも、ある程度生活防衛資金が無リスク資産を「兼任」しても良いのではないかと考えています。

僕自身は、、、かなり兼任派 笑

 

追記:生活防衛資金について改めて考え直した結果、現在は生活費の1年半分を理想としています。
参考「投資戦略の発想法(2010)」を読みながら生活防衛資金について考えてみる。

自分の理想無リスク資産比率は?

さて、ここまでの事を考慮して一体自分自身どれくらいの無リスク資産比率が適当なんだろうかと考えてみます。

 

というか実際の所。

僕自身つい最近まで総資産が極めて少なく、まとまった資金など無かった為に毎月の積立投資を行いながら無リスク資産&生活防衛資金分も並行して貯める戦法を実施していました。

生活防衛資金や無リスク資産を確保してからリスク資産への投資を始める手もあったかもしれませんが、それは機械損失だ。と思っていたんで、まずは投資を優先に、並行して無リスク資産も築いていく。全体的に少しずつ積立てていく計画でいました。

 

が、ここに来て例の生前贈与のお陰でこの計画が一気に進捗しつつあります。父上さまさま・・

無リスク資産比&額

再びの登場↓

スクリーンショット 2014-12-24 15.13.40

無リスク資産&生活防衛資金として200万円を目標に毎月の家計支出をコントロールしていましたが、今回一気に200万円に到達。

金額としてはひとまずこれで充分と考えます。

 

ただ、比率。

上記グラフにもあるように現在のところ無リスク資産比率は56%。ちょっと高すぎます。

せめて40%か、もしくはこの比率を年齢と同じくらいにしても良いのではないだろうか。つまり31%ほどに。

 

しかし、現在の総資産残高で31%まで無リスク資産比率を落とすとその金額は約120万程になってしまいます。

それでは元も子もないので、しばらく比率は無視して無リスク資産残高200万円を維持しながらリスク資産に投資していければ良いかと思います。

債券比率は??

で、ここまで考えてふと思いました。よく「債券比率は自分の年齢と同じ%で!」って言われますよね。僕も積立初期にかなりアテにしていた考え方でした。

でも、無リスク資産があるならこっちの比率を変化させていってもいいよね??

 

例えば1年前の僕みたいに資産がほとんど無い状態から積立をするならば債券比率は気にするべきかもしれない。でも徐々に無リスク資産を確保出来るようになってきたら、債券比率よりも無リスク資産比率を上げていけばいいよね??え?違う???

 

30代で無リスク資産比30%、40代で40%。

人によっては年齢プラス10%にしてみたり−10%してみたり。

債券比率は動かさずに無リスク資産比率を上げていく。

 

そうすれば、資産全体のリスク低減は概ね達成されるように思うのだが・・・

 

どうなんだ!?

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Comment

  1. よね より:

    僭越ながらちょっとそれは違うんじゃない?と思ったことがあったのでコメントさせていただきます。

    生活防衛資金を確保してあるのは良いことですが、それをポートフォリオの一部とするのは違うと思います。なぜならばアセットクラスが選べない性質の資産だからです。拝見するに日常的な決済用の普通預金が多めにあることで当該資金とされているようです。これは流動性がある代わりに収益が出てこないものなので、除外すべきかと。
    と言いつつも私は生活防衛資金をポートフォリオの一部としています。これは同じく半年分の生活費とは別に年収の約半分を目処に確保してあります。尚、安全性は高いが自戒の意味も含めて著しく流動性が低い状態です。

    もう一つ為替リスクを取りすぎな点も気になりますが、それは各々の経済見通しの違いなので…

    • money-motto より:

      コメントありがとうございます!

      はい、その辺りのことで実はわりと多くの方からツッコミを頂きまして、、少々考えをを改めないとな。と考えている所です、 
      流動性。確かにそれも大事なポイントになりますね。なるほど。
      すみません、えらそうに記事にしてますがまだ今年始めたばっかのペーペーでして、こうして色んな方の意見を聞いて日々勉強してる最中であります。

      為替リスクに関しては自分でも思う部分はあります。でもかと言って日本資産に傾きすぎるのもどうなんだろう?と思い、現在に至っています。一方セゾンや世界経済等のバランスファンドは更に日本比率が低く為替リスクは高い設定ですよね、こういうファンドの配分を見ると逆に自分は日本比率が高すぎるのか?などとも思ってしまいます。いずれにしろ正解が無い話しなので、悶々とするばかりです。
      難しいですよね、色々と。

  2. AKI より:

    私のコメントへの回答を記事にして頂いて恐縮です。
    記事を読んだ感想を書かせて頂きますね。

    >で、本来はこの生活防衛資金、無リスク資産には含まないとされていますが、僕は含んで良いのではと考えています。

    生活防衛資金は無リスク資産とは別管理が良いように思います。
    例えば会社をリストラされる時は不景気の時が多いと予想されます。そういう時は資産運用も低調な時期と重なるので、生活防衛資金をリバランスに活用していたら生活防衛が出来なくなる事態が想定されます。

    >僕自身つい最近まで総資産が極めて少なく、まとまった資金など無かった為に毎月の積立投資を行いながら無リスク資産&生活防衛資金分も並行して貯める戦法を実施していました。

    両刀積立は私も賛成です。
    インデックス投資家の人には生活防衛資金→投資という考えの人が多いように思いますが、私は「時は金なり」だと考えているので、少しでも早く投資をすることの方がメリットが多いと思っています。
    仲間内のアクティブ投資家の間でこの議論になったことがあるのですが、早く投資をする方が重要との結論になりました。

    >上記グラフにもあるように現在のところ無リスク資産比率は56%。ちょっと高すぎます。

    生活防衛資金を資産運用に組み入れてしまうと、自分の理想とするアセットアロケーションから大きく剥離するという問題点が出てくると思います。
    これも弊害の1つではないかと愚考する次第です。

    ちなみに、私の生活防衛資金の考え方は変わっていると思われます。
    多めの生活防衛資金、というか生活防衛資金+待機資金を持っておいて、暴落時に待機資金を一気に投入するという方法を取っています。
    バリュー投資家なので、安い時にいっぱい買いたいという本能に逆らえないのです(笑)

    • money-motto より:

      ありがとうございます、回答になったのかはわかりませんが、自分的にはかなり良い学びの機会となり感謝します。

      はい、やはりそのあたりは多くの方が疑問に思われたようでかなりのツッコミが来ております。笑

      色んな方のアドバイスを得て、自分的にも認識が甘かったかなと反省しているところであります。
      近いうちに修正を入れようとは思っているのですがまだ考えがまとまらずそのままです、すみません。

      やはり僕の資産状況を考えると、防衛資金を準備してから投資となると、おっしゃる通り時間がかかり過ぎて機会損失と考えます。
      ですから現段階はまだまだ不充分な状態と認識してます。

      時間はかかりますけど追い追い、貯めていきたいと思います。

      • AKI より:

        私も投資をしながら生活防衛資金(+待機資金)を貯めているところです。
        2年分はなかなか貯まりません。
        貯まった頃に大暴落が来て、さっそく待機資金が大活躍しそうに思っています(笑)

        どんな風に修正されるか、楽しみにしています。

  3. タカちゃん より:

    安全資産の考え方は「生活防衛資金」「投資専用の安全資産」の2つです。

    生活防衛資金の場合は、純粋リスクが発生した時の資金面の対応の為に使います。
    具体的には・・・リストラ(派遣切り)、病気になるリスク、土砂災害によって家が倒壊するリスクなど。

    投資専用の安全資産は、リスクを調整する為に使います。
    リスク資産だけでは、自分のリスク許容度以上のリスクになってしまっては、相場下落時に強制退場のリスクが高まります。
    そこでリスクを調整する為に、安全資産を組み入れます。
    具体的には円定期預金、SBIハイブリット預金、個人向け国債などです。
    こちらは投機的リスクが発生して、リスク資産の評価額が大きく減ってきた時のリバランス用でも保有しています。
    つまり、投機的リスクの緩和とリバランスによるリターン・リバーサル効果のダブルを狙います。

    純粋リスクはヘッジが著しく難しい物も含まれています。
    だから、社会保障、損害保険、共済などのリスクファイナンス手段が用意されている物が多いのです。
    それでも賄いきれない(対応できない)ものについては、生活防衛資金で対応します。

    投機的リスクは対処方法さえ知っていれば、そんなに難しくはありません。
    ただし、相場が長期にわたって下落し続けるリスクもあります。
    例えば、リーマンショックの時は1年以上も下落し続けた例です。
    その時のリバランス&投機的リスク低減に必要です。

    「生活防衛資金」は純粋リスクに対する資金面の対応用、「投資専用の安全資産」は投機的リスク低減用なので、資金を分けて考える必要があります。

    純粋リスクの対応
    リスクファイナンス・・・リスク発生時の資金面の対応
    リスクコントロール・・・リスクの発生確率を下げる、リスクの発症を遅らせる、リスクの発生確率を下げる事を言います。

    リスクコントロールで分かり易い事例は気象災害リスクの発生が予想される気象条件が揃う前に気象庁や気象情報会社から発表される気象情報です。
    リスクファイナンスの事例は生活防衛資金、社会保障、保険などです。

    • モッティー より:

      ありがとうございます。
      先日はTwitterでも色々とお世話になりました。

      生活防衛資金については自分自身「こうしたい」という答えのようなものは見つけられたんですが、まだ無リスク資産についてどう捉えるかちょうど考えている所でした。

      おっしゃる様に「投資専用の」と考えると随分わかりやすく、腑に落ちる感じがします。
      「リスク調整用」として割り切ればいいんですもね。

      今まではよく言われる「自分の年齢分を債券ファンド等の安全資産に」という考えを採用していた(と言っても日本債券クラスは6.7%で少なすぎるんですが・・・)のですが、
      無リスク資産でリスク調整に専念するとそもそもリスク資産で債券ファンド(特に日本債券ファンド)持つ意味ってないよな。。ってのが気になってます。

      水瀬さんあたりは無リスク資産もしっかり確保しながら、更にリスク資産内の日本債券比率を年齢と同じにしているようですし。。
      一方山崎さんあたりはリスク資産では100%株式を推奨していますし。。
      人それぞれの好みの問題ですかね?

  4. AKI より:

    お金には、
    ・日常生活資金
    ・生活防衛資金
    ・投資資金
    の3つのお財布があって、

    無リスク資産(預金、個人向け国債)は、投資資金のアセットアロケーションの1つ、というイメージではないんでしょうか?

    リスク資産と無リスク資産を分けるのがピンとこないです。

    • モッティー より:

      そうですね、境界はあるものの双方合わせて考えるべきですよね。

      その境界に囚われるあまり、つい別々に考えてしまってました。

  5. タカちゃん より:

    >モッティーさん
    リスク資産を株式100%で作っても問題はありません。
    なお、リスク資産は株式100%であっても、ポートフォリオの中に個人向け国債変動10年(個人向け国債も日本債券クラス)、日本債券代わりに円定期預金を組み入れてリスクを調整すればOK。
    個人向け国債は1年経てば直近1年分の税引き利息を支払って換金できるので、事実上、国が元本を保証します。
    円定期預金は、預金保険の対象内であれば、元本と利息が保証されます。
    その為、この2つは事実上の安全資産として考えても大きな問題はないと思われます。

    過去には新興国株式がリーマンショック時には約80%も下落しました。
    それが怖いのならば、円定期預金や個人向け国債などを組み入れてリスクを調整します。

    現在の日本債券の投信は信託報酬を考えると、メリットが少ないと考えてネット銀行の円定期預金(1年定期年0.4%)を使ったり、個人向け国債変動10年を使っている人は結構いると思います。
    私もそうですし・・・

    • モッティー より:

      そうですね、債券ファンドで安全資産を確保せずに個人向け国債や預金等で確保した方が合理的なのかもしれませんね。

      個人的には以前おっしゃられていたハイブリット預金にしようかなと考え中です。
      幸いSBIネット銀行&SBI証券を利用しているので流動性の観点から見てもかなり有力な選択肢のように思います。

      中で財布分け出来ないのが難点ですが無リスク資産と生活防衛資金両方ともハイブリット預金で運用してもいいかなとも考えてる位です。

      あとは無リスク資産とリスク資産の比率をどうするかが自分的に焦点。
      これは「自分の年齢分を債券クラスに」という考え方をそのまま当てはめて「年齢分を無リスク資産に」としようかな。と思案中です。

      でもこのあたりってほんと人それぞれ色んな考え・やり方があって興味深いと共に、決めるのが難しいですね 笑

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