金森重樹氏のコラム「コップの水を飲む人は、富裕層になれない」がスゴイ。

公開日: : 最終更新日:2016/01/29 お金の話, 書評

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プレジデントOnlineにて掲載されたコラムが興味深かったのでご紹介。

金森重樹という方のコラムでしたが、低中所得の我々にも響く部分が多くかなり充実した内容でした。

 

金森氏の事は全く知りませんでしたが、著書でも読んでみようかという所です。

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倹約と運用と給与以外の所得を持つこと。

引用元のコラムはこちら↓

「コップの水」を飲む人は、富裕層になれない
がっぽり儲けた青年実業家ばかりがメディアに取り上げられるので目立ちますが、富裕層の中にあって、彼らは“傍流”。富裕層の多くは60代で、若い頃は貧乏でした。
「普通の年収」の人こそ、富裕層の本流
最近、僕のところには「富裕層になるには質素倹約に励むよりも、収入を上げることを重視して稼いだほうが早いのではないのか」という趣旨の意見が届くようになりました。

「低収入の街」が次の富裕層を育てている
(1)自分より貧しい人に囲まれて生活すれば、どんどん豊かになる(お金が貯まる)。
(2)逆に、自分があこがれていたり、こうなりたいと思っていたりする上位集団に囲まれて生活し、そうした集団に無理してついていこうとすると、貯金はどんどん減る。

いずれも「富裕層になるには」というテーマで書かれたコラムですが、その視点が面白い。

例えば、

自分が「一番稼いでる人間」になれる。もしくは「上位にいれる」地域・地区に居住することで貯蓄効率が上がる。

という理論はその好例です。

資産形成に「見栄」は大敵

要は生活をダウングレードしても周囲と比べて違和感の無い環境で暮らすことで、「見栄」からくる余剰支出を減らす。

コラムにも様々な例が出ていますが、自分なりに考えてみると例えば軽自動車に乗り回していても「恥ずかしくない」環境。とか。

 

日本の地方であれば軽自動車で恥ずかしい地域なんて無いかもしれませんが、比較的高所得の人間が集まる環境で軽自動車に乗るなんてあり得ないことかもしれません。

コラム内でも平均所得の高い地区ということで東京都港区が取り上げられていますが、六本木、広尾、麻布、白金といった全国的に名高い富裕地区で軽自動車に乗る人なんていないんじゃないでしょうか。

極端に例えるとそういう事ですね。

 

ユニクロ、GU、しまむらの服を着ていても、軽自動車に乗っていても、サイゼリアの常連であっても恥ずかしくない、

見栄を張らずとも淡々と生活をしていける環境に敢えて身を置くことで資産形成のスピードが早まる。

 

何も港区ほど高級な街で無くとも、何処に言っても一部そういったハイソサエティーなコミュニティはあります。往々にしてそういった所は「憧れの地」だったりして無意識にそういう地区を目指していたりするものですが、そういう所は資産形成には不利。というのがコラムの内容でした。

 

いや、非常に興味深い。

リスク資産比を上げろ。ということ

これら2コラムは「富裕層への近道」を焦点に書かれていますが、こちらも中々興味をそそる内容でした。

【必要なこと】

(1)必要最低限の生活費以外の全可処分所得を運用にまわすこと
(2)4つの財布(給与所得、事業所得、不動産所得、配当所得)を持つこと
(3)焦らず時間をかけること

【必要でないこと】

(1)特殊な人脈
(2)芸能、プロスポーツなどの特殊な才能
(3)高収入であること

こちらがその要点。「普通の年収」の人こそ、富裕層の本流よりまるまる抜粋。

 

富裕層になるために「高収入」は必要でない。と言い切っている辺りが我々低所得者でも心強いところ。とは言え、高収入で無い=低所得で良いという訳では無いでしょうが・・・。

個人的にかなり気になったのは【必要なこと】の(1)必要最低限の生活費以外の全可処分所得を運用にまわすこと。という項目。

リスク資産、無リスク資産、生活防衛資金、この三者の関係で言い直すと、

「最低限の生活防衛資金を確保したらあとはリスク資産に投資。無リスク資産は無し」

と、解釈できる。

ちょうどTwitterでもそういったコメントを頂いた。

確かに、安全資産を残さないという戦略は、人によってはかなり警戒される戦略だと推測できる。

が、かの山崎元先生も言っていたが生活防衛資金以外は全てリスク資産に、必要になれば適時取り崩す。のがやはり合理的な戦略なのかと再び悩んでしまった。

給与所得以外で生きろ。ということ

【必要なこと】(2)4つの財布(給与所得、事業所得、不動産所得、配当所得)を持つこと

筆者いわく、日本の税制だと高所得なほど税率が上がり手元に残るお金は少なくなる。

だから、給与の上昇よりも税率が低いその他の所得確保を目指す方が富裕層への近道だと説く。

 

日本の最高税率は所得税45%、住民税10%で計55%にもなる。

もっともこの税率が適用されるのは課税所得4000万円超えの超高給取りだけだが、それでも稼ぎの半分以上が税金として持っていかれることになる。

 

給与収入で生きていくのではなく、取られる税金が少ない配当所得で生きていけ。というのが「ポタポタこぼれる水を飲め」という例えの正体です。

 

その水がコップから溢れてポタポタとこぼれ落ちる状態にするために、「種銭」を貯める。

そのために質素倹約、地道にコツコツ貯蓄をして運用をしながら配当収入を育てていく。

 

そんな内容のコラムでした。

不動産所得だけ足りない。

これ、インデックス投資にももちろん通ずるものがあって、今まさに僕がやろうとしている事は上記コラムの簡易版みたいなことであります。

4つの財布のうち、不動産所得だけは未だ何も考えていませんが、残る3つに関しては規模も額も小さいながら何とかヨチヨチ歩きを始めた状態です。

 

これを大きく育てる事が出来れば、金森氏のコラムの内容にかなり近づけるのではないかと。わずかな希望を感じます。

ただし、氏の言う運用というのがインデックス投資程の利回りを想定してのものなのか、もうちょっと高い10%前後の利回りを想定してのものなのか。

その辺りはよくわかりません。

が、資産形成の方向として給与上昇よりもその他所得を伸ばす事に注力する。というのは、何とも励まされる内容のように思います。

本を読んでみようかと探しましたが、、コラムのような内容の著作は無い模様。。

トップはこの本でした。25歳で1億2千万・・・・かなり苦労された方なんですね。。

 

次は是非、資産形成に関する著作を期待したい。

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Comment

  1. のんちゃん より:

    初めまして、のんちゃんと申します(^^)
    いつも楽しく見させていただいております。
    よかったらこれから絡んでくださいね!

    コップの水はやはり飲んではならないのですね。
    これからは、水滴を舐めながら、いかにしてコップの数を増やしていくのかですかね。
    共に資産形成頑張りましょう!

    あ、ご結婚おめでとうございます(*^^*)
    奥様も頼り甲斐のある旦那様で安心ですね。

    • モッティー より:

      初めまして、コメントありがとうございます。

      ブログやられてるんですね〜、拝見させていただきます!
      僕自身もようやくコップに水を注ぎ始めた段階で、しずくは愚か結露の水滴さえも発生しておりません (笑)

      そのコップを1つではなく数を増やしながら同時に水を注入していかなければいけませんね。
      頑張りましょう!

  2. ひで より:

    給与の半分以上が持って行かれるというのは間違いです。
    超過累進課税というシステムなので、ある金額を超えた部分については55パーセントの税率が適用される、という仕組みです。

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